出演 北原三枝 乙羽信子 金子信雄 三國連太郎 菅井一郎 赤木蘭子
村瀬幸子 二木てるみ 坪内美詠子 殿山泰司 広岡三栄子 明石潤子
斎藤雄一 浜村純 原泉
新藤兼人、監督脚本作品のため、文芸大作と日活では紹介されているが、いまいち言いたいことがわからなかった作品(;^_^A。っていうか私が新藤兼人が嫌いだからなのか？？（笑。
なかなか渋い出演陣にもかかわらず、菅井一郎は一瞬、浜村純の出演も必要だったのか？それともアマゾンプライムビデオで短くしたのか？いつものことだが新藤監督、時間軸がおかしいのもあって作品がますますわからない・・のは私が○○だからか？ｗ
そしてこの話は新藤兼人自身のことか？？（笑。
千穂（幼少期 二木てるみ・娘時代 北原三枝）の母、萩代（乙羽信子）は千穂を連れて実家へ戻る。萩代の夫の浮気を許せなかったのだ。
その後、千穂を自分の母（村瀬幸子）に預けたまま、高倉家へ後添いにはいった。
高倉（金子信雄）は大人しい男だが、先妻は息子をおいて若い男と駆け落ちしてしまった。
ここまでは千穂が幼い頃の祖母の家での暮らしが描かれているが、千穂は勝気？な様子が見て取れる。彼女が学校にあがった時、高倉家へ引き取られる。
そこには義兄がいるが、千穂は義兄に馬乗りになって暴力をふるう・・・っていうのがなんでなのかよくわからん。
使用人が二人いる高倉家で（多分）なに不自由なく育った（と思われる）千穂。
女学校へ行くために町に住むおじさん（議員？）の家へ居候する。義兄は大学生？になっており、彼も同じ町で下宿？している（ようだ）。しかし街中で義兄に会ってもよそよそしい千穂。
千穂の同級生で外科医院の娘、聖子（明石潤子）は千穂に東京へ行っている兄の竜吉（三國連太郎）を引き合わせようとする。
指さきの痛みで聖子の外科病院を訪れた千穂は竜吉に手当をしてもらい（竜吉も医者？）、そこからお互いが惹かれあい、デートを重ねる。
そして竜吉からプロポーズされた千穂は竜吉を暮らし始めるのだが、なんと竜吉には東京で結婚していた妻（広岡三栄子）がおり女の子もいるのだ！！
小さい頃から母と同じような人生は歩まないと決めていた千穂だが、自分が母とは逆の立場の女であることに気づき、心が揺れ動く。竜吉は東京へ行こうという。
逃げるようにふたりで夜汽車に乗るが、そこで妻だという女と竜吉の娘をみて千穂は竜吉とは（多分）一緒にならずに生きていくのだ・・みたいな終わり方。
多分が多いのはとにかくなんだかわからない。千穂が竜吉に騙されたと知り、竜吉の妹で同級生の聖子にも騙された‥みたいなことを口走る。聖子の表情がなんか意味深だったのですが、どうして聖子が千穂を騙してまで妻帯者で子持ちの兄と一緒にしようとしたのか？？
原作を読めばもっとわかるような気もします。
広岡三栄子はその後がわからないですが１９２９年生まれなので微妙です。
