日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

東京の孤独  1959年 日活

監督 井上梅次 脚本 井上梅次 松浦健郎 原作 井上友一

出演 小林旭 芦川いづみ 大坂志郎 月丘夢路 宍戸錠 安部徹 清水まゆみ  

   殿山泰司 西村晃 田中筆子 植村謙二郎 三島雅夫 弘松三郎

 

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日活より

 

昨日は大谷翔平、大リーグ史上初、満票で2回MVP受賞。隣のワンちゃんが話題にもなりましたが、普段、スポーツ観戦には興味がないワタクシでも思わず興奮してしまう大谷翔平であります(笑。

 

この映画、もうすぐアップが終了するというので視聴。私の好きな井上友一郎原作、

野球ものですが、なんと東京ディッパーズの投手がオオタニという名前でまた興奮(笑。しかし、このオオタニは打たれ、優勝はウェーブスとなった・・・。

ディッパーズの監督、大貫(大坂志郎)は次期優勝を賭けて球団に選手の補強を頼んでいたが、良い選手は集まらず優勝をのがした不満がある。球団の上層部とはうまくいっていないが監督は辞めない。

伊東で行った入団テストに猿丸(小林旭)と黒柳(宍戸錠)がやってきた。猿丸は投手志望だが、プロの差を感じ、結果も聞かずに帰ろうと駅へ、そこへ黒柳もやってきて二人で行方をくらましてしまう。

 

大貫は猿丸、黒柳をどうしてもチームに入れたいという。彼らが入団してもし優勝できなければ監督は辞めるという条件で二人を探すことになる。

それにしても犬丸、4回戦ボーイのボクサーでもあった(笑。

 

二軍監督の小芝(植村謙二郎)は大貫を失脚させるため、猿丸と黒柳探しにスカウトの野々宮(西村晃)の手を借りて探す。探し出してチームに入団させ、結局優勝はできないのだから自分が監督になれるとふんだのだ。

 

で、いずみちゃんはというと・・・

映画冒頭、伊東行きの列車で財布もキップもなくなった猿丸に乗り合わせた大貫監督の妻(月丘夢路)と監督の妹、登世子(芦川いづみ)。登世子は兄のチームのテストを受けに行くという猿丸の電車賃を払う。登世子の美しさに惹かれる猿丸・・・。

 

その後、猿丸は大貫監督がウェーブスに移籍するというウソを信じてウェーブスに入団してしまう。黒柳はディッパーズで代打で活躍。

優勝を争い、猿丸と黒柳は勝ったほうが登世子にプロポーズするという約束をするのだ!

 

すでに宍戸錠の頬っぺたは膨らんでいた(笑。

 

ここ最近は昔の映画を見るたびに現在存命の人を意識してしまう。

この映画ではいづみちゃんと小林旭、そして清水まゆみの3人。

日活より