日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

午前零時の出獄  1963年 日活

監督 山崎徳次郎 脚本 小川英 中野顕彰

出演 二谷英明 香月美奈子 川地民夫 松原智恵子 白木マリ 郷瑛治 加藤武

   高城淳一 松下達夫 小沢栄太郎 佐々木孝丸 清水将夫 藤竜也

 

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日活より

兄貴分を殺害した罪で服役中の芝山(川地民夫)は面会に来た男に危うく命を奪われそうになる。芝山の出所は2週間前だったが弟分から命が狙われているときき、わざと喧嘩騒ぎをおこして懲罰となっていた。

 

日東タイムズの事件記者、片桐(二谷英明)はなにかあると感じ、芝山の命の保証と引き換えに出所を促し事件を追うこととなったが、誰も芝山の出所を知らないはずがそこで高春組の小島(郷瑛治)が待っていた。

って、ここで小島が拳銃をぶっ放すのだが、なんと刑務官二人の目前・・・そんなことあるの?(笑。

張り込んでいた片桐の新聞社の車に乗せ芝山を匿った片桐。その後、小島の死体があがった。スクープになるとふんだ片桐は芝山に犯人を教えろというが芝山は姿を消した。

警察では小島殺しは芝山の仕業だと捜査を開始したが、ずっと芝山を尾行していた片桐は芝山のアリバイの証言者となるうるのだが、片桐にとってスクープを書くほうが重要なのだ。

そんな片桐を心配する恋人の洋子(香月美奈子)。彼女は危ないことをする片桐に記者を辞めて欲しいと迫るが、片桐は訊く耳をもたない。

小島の妹の雪江(松原智恵子)から小島の情婦だったナミ(白木マリ)を探せと言われたときいた片桐。

一方芝山は高春組のボス(佐々木孝丸)は公団汚職をばらすと高春をおどす。

 

この作品には懐かしい東京の風景がでてくる。

今はトーヨコキッズのたまり場と化した新宿

 

 

丸の内TOEIあたり

 

なんと池袋西口東武デパート

地べたに駅とデパートの入り口!

池袋ロマンス通りあたり?

池袋東口西武百貨店 夜景

どこか不明だが、昔の河川

 

まだ脇役だった時の藤竜也