日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

賭場の牝猫 素肌の壺振り 1965年 日活

監督 野口晴康 脚本 浅田健三

出演 野川由美子 二谷英明 堀恭子 菅井一郎 藤竜也 須賀不二男

www.nikkatsu.com

初回はこちら↓

nihoneiga1920-1960.hatenablog.com

Amazonより

ネタバレですが、前作で二谷英明が死んじゃうんで、出演者にまた二谷の名前を見た時はどういう登場になるのか?と・・・。シリーズ化するつもりだったら最初の作品から考えておいたほうが良いですが、苦し紛れでこれか!となぜか納得。

ロケ地が池袋西口近辺で、いまも現存する三菱銀行のビルが映ってます。

野川由美子の後ろのビルが三菱銀行のビル

池袋西口駅前

 

マルミ・サトミという看板店、今はカラオケのビルとなった。

刑事が男を追う。

現在はパチスロ

 

伊東を失った雪子(野川由美子)はわけあってトルコ風呂に勤めている。彼女は幼い頃生き別れとなった姉、坂巻光江(堀恭子)の存在を知り、父と別れた母が姉を連れて坂巻組の坂巻大吾(北竜二)と再婚したが亡くなり、姉を育ててくれた坂巻も誰かに殺された。そこで使われた拳銃の持ち主が坂巻組長を殺した犯人だとあえて光和会の息のかかるトルコ風呂で働いていたのだ。そこへ光和会から追われている男が逃げ込んできた。網走帰りだという男をみて雪子はビックリする。なんと伊東に瓜二つの男は浅野清次(二谷英明)という坂巻組の幹部だったのだ。

姉の家には組長である父が殺されてから、兄弟分であった赤塚組の赤塚(須賀不二男)が姉を金銭面で助けていたが、浅野が坂巻組の縄張りである賭場を返して欲しいというと赤塚は坂巻には金を貸していた、証文もあるといって返さない。賭場はかなりの儲けがあり、多少光江の面倒をみたとしても十分お釣りがくるのだ。

浅野は光江の家に出入りする雪子も疑う。彼は姉妹だということをまだ知らないのだ。

そこで雪子は本当のことを浅野に打ち明け、ふたりは協力することになるが、雪子は気づいている・・姉の光江も浅野を好きだということを・・・

野川由美子

もろ肌脱いだ野川由美子

 

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