日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

太陽のように明るく 1962年 日活

監督 森永健次郎 脚本 中西隆三 川村六良

出演 田代みどり 川地民夫 杉山俊夫 上野山功一 田中筆子 菅井一郎

www.nikkatsu.com

 一度入るとそう簡単に抜けることができないのは暴力団社民党。この作品、心清らかな少女と出会った若者が組を辞めようとしても暴力を振るわれ脅される。ところで例の議員さん、無事 組織、モトイ、組、違う! 党を離党できたんでしょうか?

 

阿久津組の健(川地民夫)とサブ(杉山俊夫)は仕事のドジをふみ、幹部で兄貴分の笹原(上野山功一)に2万円を払わなければならなくなった。金を作ろうと二人は洋服と時計を売っても4千円にしかならず、家出娘でもかどわかして金にしようか・・と思う二人だが、懇意の喫茶店で家出娘とおぼしき女の子と二人の男がいた。

案の定、彼らはその娘を売ろうとしていたのだが、健は4千円でその娘を手に入れる。

ところが彼女は盲目だった。馴染みの店へ連れて行くが目が見えない娘はいらないと断られる。足手まといとなった娘をどこかに置き去りにしようとするが変な男に声をかけられているところを見て健は娘を自分のアパートへ連れて行く羽目になる。

その娘は里美(田代みどり)といい、目を治せるのは東京の病院しかないから田舎から出てきたと言うがなんと治療費として田舎で貯めた2万円をもっていることも健に嬉しそうに言うのだ。2万円!と聞いて健はその金を無理やり貸してもらい、組の笹原に持って行く。これで兄貴から追求されなくてすんだが、なんだか里美に罪悪感を感じるのだ。翌朝、闇で堕胎した同じアパートの住人からその堕胎医は眼科だと聞き、健は里美を連れてその医師の元へ。荒れ果てた医院で酒浸りの神崎(菅井一郎)だが、彼は手術を引き受けるのだった。

娘の目が見えないという設定はなんだか他に有名な映画があるけれど、これはこれで許そうw。