日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

機動捜査班 暴力 1961年12月 日活

監督 小杉勇 脚本 松村基生 遠藤三郎

出演 青山恭二 清水まゆみ 菅井一郎 小園蓉子 宮崎準 長尾敏之助 井上昭文

   山田禅二 上野山功一 森塚敏

 

www.nikkatsu.com

 

日活より

やっと違う女優、清水まゆみ登場!(笑。ただし、父親がまたまた菅井一郎。

小園蓉子もマダム役で、前回の物語なんかと脳内で混乱。

 

機動捜査班はギャングの所持する銃器捜査開始。

そんな中、米軍に出入りする飲料を運ぶトラックの運転手の射殺体がみつかる。

背後に組織の影・・・

 

榊組の組長榊(菅井一郎)は子分の立花と赤間にシマを乗っ取られ、今は酒浸り。

娘の美沙子(清水まゆみ)はそんな父にヤクザなんてやめてまっとうに生きて欲しいと願うのだが・・・

 

榊はアルコールにおぼれ、シマを乗っ取った子分、立花の経営するクラブで呑んでいる・・。そこへ相良(井上昭文)という男が立花に拳銃を売ろうと話、手付の20万円を受け取るとその金を榊へもっていく・・・娘の美沙子は得たいのしれない相良を不審に思うが、彼は榊の息子と刑務所で一緒だったというのだ。

 

このシリーズ、刑事の活躍よりも犯人たちの事情を語るシーンがほとんどなので

刑事もの??というより普通の日活アクションなんだよね~(;^_^A

 

セットは使いまわしだし(笑。

この回はなかなかそれでも面白かったが、連日見るのはつらいかもしれない

(登場人物 刑事たちをのぞく がいつも同じなんで)

 

伊藤部長刑事の宮崎準って警視庁物語の堀雄二に感じが似てきたと思った作品。

 

日活より