
アマプラで無料視聴。復讐鬼という邦題だけど原題の「No Way Out」のほうがピッタリくる絶賛人種差別中の50年代アメリカでこんな作品作ってたのね。
「ミシシッピー・バーニング」も1988年製作だから随分先進的。
なにせ医者が黒人、犯罪者が白人。
移民国家であるアメリカ・・・思い起こせば在米中、なんだかんだ言っても黒人は黒人と、白人は白人と、メキシコ人はメキシコ人と仲が良かった。でもってほぼいないに等しい日本人の私は黒人からは白人の、白人からは黒人の悪口を聞かされ表向きは穏やかに親交しているけれど内心は・・と思ったのよ。この映画みたいなアカラサマな差別はないけれど同じ人種同士のほうが仲いいのね。ESLに行ってた時に中国人の若い男性と中年女性がいたんだけど、彼らは私に話しかけるのよ。同じような顔立ち・肌だからだと思う。
公営病院の黒人研修医、ルーサーは警官に撃たれた強盗犯兄弟の治療を担当するが弟は足を撃たれただけなのに明らかに他に原因があるようで意識がない。ルーサーは原因を探ろうと検査するが途中で死んでしまう。それを見ていた共犯の兄、レイはルーサーが殺した!と騒ぐ。黒人が白人を殺したのだっ!ルーサーは自分の無実を証明しようと検視を望む。検視には親族の許可が必要なのだが親族である兄のレイは承知しない。それどころか彼は病院から脱走してしまうのだ。
亡くなった弟には妻がいるとわかったルーサーの上司は彼女の住むアパートを訪問する。妻の承諾を得ようと考えたが彼女は離婚しているという。そこでレイを説得してくれないかと頼むが、担当した医師が黒人だとわかると彼女は・・・。
弟を殺したと信じて疑わないレイは白人を集めルーサーの命を狙う。
サスペンスだけではなく所々に黒人差別がちりばめてある。まず、ルーサーのことを皆、医師だとは思わない、とか、白人女性からはツバを吐かれたり、病院の理事長はニガーと言うし。ちびくろサンボってレイがルーサーを茶化すシーンがあるけれど、あの絵本は差別だったのね。(私も読んだ)
そういえば、日本のデパートのマネキンの写真を見せられて(褐色の肌のマネキンだった)、唇が分厚いのは人種差別だっ!って詰められたことがあったな@アメリカ。