日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

金環蝕  1975年 大映

 監督 山本薩夫 脚本 田坂 啓 原作 石川達三

 出演 仲代達也 西村晃 宇野重吉 三国連太郎 高橋悦史 内藤武敏 

    山本学 神山繁 大滝修二 京マチ子 中村玉緒 峰岸徹

    根上淳 北村和夫 中谷一郎 吉田義夫 加藤嘉 前田武彦

    夏純子 安田道代 大塚道子

 

 ずいぶん前にテレビでみた記憶がある。とても面白かった。

 60年代までの映画のことを書くはずだけど、これは別格扱いで。

 1975年の汚職事件の映画だけれど、今に通じるものがあって古さを感じさせない。

 それに出演者が凄い。

 根上淳、最近は若い時ばかりの映画をみていたので中年の根上淳の顔を忘れていた(笑。

 山本学も良かった。

 

 おっぱいポロリも一回あったけれど、全く自然で気にならなかった(笑。

 痴人の愛大楠道代改め安田道代は後ろ姿のヌードのみだし(笑。

 夏純子は懐かしかった。

 石原の家にいる妾?奥さん?の大塚道子、この役にぴったりな顔(笑。

 山本武は佐藤栄作にそっくり、中谷一郎の扇子をパタパタは田中角栄だし(笑。

 花柳界の下足番、吉田義夫、こんな人いそうだよね感満載。

 懐かしい顔だらけでした。

 これはDVDで購入したい映画。