日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

黄金獣  1950年 新東宝

監督 志村俊夫 脚本 笠原良三

出演 堀雄二 久我美子 月丘千秋 千秋実 田崎潤 高田稔 清川玉枝

   浦辺粂子 伊藤雄之助 

 

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衛星劇場より

戦後5年で封切られたサスペンスアクション映画。

堀雄二は若かったが、1948年より細くなく(笑、すでに結婚?していたのだろうか、ちょっと太目になっていた。

 

新橋で歯科医をしている堀雄二はある日曜日の朝歯を見てくれとたたき起こされるが

日曜だからとその男を断る。

技巧室へ行くと知らない女が横になっており、声をかけるも彼女は死んでいた。

 

警視庁、捜査第一課の課長?高田稔に電話をするがあいにく明日の午後までいないという。ここで変なのはなんで警察へ普通に電話しないの?ということだけれど、昭和25年って警察は110番がなかった?わからない。

高田稔がいないと知り電話を切る堀雄二の元へ婚約者の久我美子が訪ねてくる。

彼らは明後日結婚式をするのだ。

 

久我を外へ誘い、クラシック音楽を聞きにいくが堀はあの女のことを考える。

すると昨夜、仕事終わりで駅へ行くと学校の同級生と偶然会い、そのまま銀座を数件はしごし、すっかり酔っぱらった堀は土橋で倒れそうになっている女を介抱して自分の医院へ連れていき、そのまま寝てしまったことを思い出す。

そんなことを知らない久我美子だが堀は彼女に実は医院に知らない女の死体があるという。久我は堀を信じ、ふたりでその女の素性を探す・・・

 

ここで久我美子の同級生だった美人の女優さんが月丘千秋だった。

彼女は夫に死なれ、赤ちゃんを抱えて踊り子をしているという設定だが

きわどい描写はない。やはり昭和25年だ(笑。

 

銀座を根城にしているギャング?不良一味に若くやはりまだ細い田崎潤がいた。

 

ホーム建設中?の新橋駅を上空から撮影している?

有楽町、新橋界隈は暁の追跡ででてきたような工事中?みたいない箇所もあり、

また女不良一味のファッションがいかにも終戦後っていう感じだった。

話としてはちょっと飽きるが一番の悪だと目された小杉勇千秋実と共にビルから転落してしまうところはビックリ。