日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

白い粉の恐怖  1960年 東映

監督 村山新治 脚本 舟橋和郎 原作 栗山信也

出演 三國連太郎 岩崎加根子 春丘典子 今井健二 中原ひとみ 河野秋武

   菅原通済 山茶花究 曽根晴美

 

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東映チャンネルより

昨夜はアマゾンプライムで現代の邦画連続3本見てしまった。

虎狼の血(2017年)

今2が上映されているようだ。懲役太郎さんが2についてコメントしている。もっぱら本物のヤクザとの違いを言っていた。

映画冒頭から見てるだけで「痛い」指をつめられちゃう金融会社の若者・・・

破天荒な刑事に役所広司、大学出の刑事が松坂桃季。昭和63年を描いているからかなりよく描かれていると思うが無駄なおっぱい場面は勘弁して欲しいのが本音。

 

新宿パンチ(2018年)

知らない俳優さんばかりだったけれど海熊克也という人がやたらとカッコ良かったというか役にぴったりな顔、そして宮崎秋人という俳優さんの横顔が池部良を彷彿とさせる!主役のパンチ君は小澤廉という俳優さん。生まれつき?の天然パーマなのでパンチと言われるがちょっとヅラ感が凄く本気なら本当のパンチにしてもらいたかった(笑。

物語は新宿のスカウトの話なんだけどこれ「新宿スワン」からヒントを得た?と思われる演出がある。

 

夢を売る二人(2012年)

松たか子阿部サダヲ主演の火事で燃えてしまった自分たちの小料理屋を出すために

妻の主導の元、女性達からお金を巻き上げる阿部サダヲ。彼はとにかく演技が上手い。好きな俳優さんのひとり。さすがに有名な二人の主演映画だから脇役も名の知れた人が出演していた。

 

で、10月になりやっと古い邦画が放映された第一弾は東映チャンネル。

 

一言で言うと三國連太郎以下が活躍する麻薬捜査官の物語。監督が村山新治、出演者もかぶるので警視庁物語をみているようだった(笑。

 

山茶花究麻薬中毒者でなおかつ麻薬捜査官に情報を提供するスパイがなかなか。

中原ひとみはやはり中毒の新宿のパンパン役で三國連太郎にやはり情報提供するようになるが組織に狙われるので三國連太郎の家へ匿われる。幼い子供をもつ妻が岩崎加根子

 

映画によると麻薬捜査官は唯一おとり捜査を許されているという。

三國連太郎と部下の今井健二が製薬会社の秘書課に所属する社員と偽り、麻薬組織に取引を持ちかける。その麻薬組織も本当に彼らがその会社に属しているのか電話をしたり二人の後をつけて会社に入るのを確認したり、最後はボスが上層部の人と会いたいと訪ねてきて製薬会社の協力の元、年配の捜査官を常務ということにしたり、確かにサスペンスだった。白黒ってやっぱり良いね。

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白い粉の恐怖 中原ひとみ