日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

犯罪捜査シリーズ 4.犯罪地帯を捜せ 1958年6月 新東宝

監督 森園忠 脚本 阿部桂一

出演 高野二郎 安田正利 石島房太郎 河上敬子 西川ひろみ

 

ヤフーより

石島房太郎しか知っている俳優さんがいなかった(笑。

 

老刑事役を演じた高野二郎という俳優さん、新東宝宮口精二ともいえるかもね(笑。

 

舞台は横浜。大岡川で男の水死体が発見された。

その男の身元がわからない。加賀町警察署の重田刑事(高野二郎)と部下の石山刑事(安田正利)は聞き込みを開始する。重田刑事の娘(河上敬子)は医者で石山刑事とは恋人同士。父親の重田刑事も二人の仲を認めている。

彼女はある日、苦しんで診察に来た男を思い出す。彼は麻薬中毒らしく彼女は診察を断ったのだ。指には水死体で見つかった時にはめていた指輪と同じような指輪をはめていた・・・・カルテからその男の住所がわかる。アパートへ行くとナイトクラブのホステスと同居していたのがわかるが、その女(西川ひろみ)を署に呼び出し事情をきくと

10万円で10日間泊めてくれと言った客でよく知らないという。

その女が言うのはその女に惚れているドス憲と呼ばれる男が嫉妬していたというが

・・・・

 

女医役で登場した河上敬子という女優さんはなんと実際に医大生で後に医者となったという。ビックリ(笑。

 

安田正利という俳優さんはひとりヒットしたが民芸の俳優さんで2020年に死去しているが彼がこの映画の人かどうかはわからなかった。

 

これは監督、脚本家がこれまでと違う人だったがよくできてると思う。