日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

警視庁物語 十二人の刑事 1961年(9月)東映

監督 村山新治 脚本 長谷川公之

出演 神田隆 堀雄二 花沢徳衛 千葉真一 大村文武 佐久間良子

 

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東映チャンネルより

 

一時間半の物語。笑わせる場面ありの、ドキドキ感ありので大満足な映画だった。

ただし十二人の刑事が少し不明。

本庁で7人、宮城県警で2人、あとの3人は??(ただいそんなことを打ち消すくらい良い出来の物語)

 

風光明治な松島のホテルで28才前後の女性客が殺されていた。同宿した男が姿を消しており、宮城県警塩釜署の刑事二人は女性の身元特定と一緒だった男を探すのだ。

 

ここで宮城県警の刑事が(小川刑事)大村文武・(池本刑事)波島進。波島進は特別機動捜査隊で有名だけどこの映画とちょっと雰囲気が違って人のよさそうな田舎の刑事だったので気づかなかった。

大村文武はこのシリーズで本庁の若い刑事で2,3作?でていたけれどその後の登場は刑事ではなく不動産屋の営業とか、悪い人で登場していた。

塩釜ということで俗にいうズーズー弁でのセリフが凄い。

 

聞き込みを行い、その二人連れが塩釜から松島へフェリーに乗ったことがわかる。

同じフェリーに乗り込む刑事。観光名所のアナウンスをする女性に聞きこむとその女性は二人連れのことを覚えているという。更に訪ねるとアナウンスをしないといけないのでちょっと待ってと言われ、そのたびに待たなければならない二人の刑事が可笑しい。

 

すると塩釜の旅館に泊まったんじゃないかということがわかる。フェリーのアナウンスの女性が、そのカップルの女性がもっていたカバンに旅館のステッカーが貼ってあったという。

その旅館では確かに駅前でカップルの客引きをして宿泊させたというが、その担当をした客引きの男と女中は駆け落ちして前日にいなくなった・・・という筋書き。

 

とにかくカップルが東京の上野からやってきたことがわかったので本庁の刑事と捜査することになる。

 

東京へ出張と決まった波島進の喜び方がよかった。

 

本庁ではいつものメンバーが捜査にあたるが、(主任)神田隆が命令をだし、いつも留守番なのが(高津刑事)佐原広二でそのセリフも面白かったが最後は高津刑事も勇んで犯人逮捕へ向かう。

 

なかなか殺された女性の身元がわからなかったがやっと身元が判明。

さらに容疑者と思われる男も登場し、これで一件落着かと思ったらそこからがハラハラドキドキ。しかも佐久間良子の登場はまだないし、いったいいつ出てくるのだろうと思った。

佐久間良子はとにかく可愛い+美しい、国民的美少女+美人だ。東映が特別扱いしたのも納得する。

 

最後にでてくる新橋のSL広場の当時の様子も貴重な映像。なんと街頭テレビ?がある。

 

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アマゾンより

上記の写真だと12人がよくわかった。

左から

(東京)千葉真一 堀雄二 山本麟一 花沢徳衛 神田隆 須藤健 佐原広二 

(塩釜)大村文武 波島進 石島房太郎

(名古屋)南廣 中山昭二