日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

嵐の中を突っ走れ  1958年 日活

監督 藏原惟繕 脚本 松浦健郎

出演 石原裕次郎 北原三枝 岡田真澄 中原早苗 白木マリ 清水まゆみ

   葵真木子 清水将夫 南邦子

 

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なんと裕次郎が女子高の教師!うぉおおおおおーーーー♪

裕次郎が先生なら女生徒は大騒ぎ間違いなし。女子だけの学校へ中学から行った私がいうのだから間違いない(笑。思い起こせば50年近く前・・・、中学校の校舎のとなりに区立中学があってトイレの窓から「お、お、お、男がいる!」で騒いでたんだからね(笑。まぁここでいう男といのはもちろん同じような年の中学生である。

親の期待とはうらはらに、女だけっていうのは非常に、非常に←強調、言葉遣いは悪くなるし、行儀も悪くなる。同級生には兄がいる人もいるので学園祭の時はその兄の男子校へ行ったりするしw異性が学校にいないって逆に異性に興味湧きすぎるんじゃないか・・と今思う。

 

 

 

体育大学を卒業した裕次は卒業後母校のバスケット部のコーチをしていたが

友人に誘われて乗馬大会に出場。そこへ現れた女性騎手に興味をもち後をつけるが

チンピラに絡まれて喧嘩になる。ブタ箱で一晩過ごす羽目となり、母校のコーチはクビになってしまう・・・。

 

友人は千葉、館山の女子高の体育教師の職を紹介する。シャイな裕次郎はいやいやながらも赴任するが・・・

 

下宿には裕次郎に熱をあげる芸者(白木マリ)も登場。なんだか「青い山脈」のパクリみたいな展開。

裕次郎のために体育教師を首になった老教師、彼の娘はなんと東京の乗馬大会の女性だった!

さらに館山湾には水産研究所が設立されたが研究目的で爆弾をしかけ、魚を乱獲する。

漁師はそれが原因で不漁に苦しむが、裕次郎とケンカ友達になった新聞記者は研究所の悪事に気づく・・・・

 

当然裕次郎大活躍な日活作品♪

 

 

以下

suizou様 専用

 

裕次郎が女子高に赴任し、校長室にいるときに窓からのぞき込む女子高生・・・

あれ、やっぱり峯品子でしょう。前に言及された髪の毛の分け目(左から右へ)が

決めてで、髪型とか後ろ姿が似ている女子生徒があの窓からのぞき込む中にはやっぱりいない。ただ峯品子もその後の登場はないのが謎です。

 

考えられるのは

1.当初、峯品子が女子生徒のひとりとして設定されていたがなんらかの事情で

  冒頭にのぞき込むところ以外は別の人(映画にでてくる女性)になった。

 

2.映画にでてくる女子生徒役がなんらかの都合でのぞき込む場面に出られなくなって峯品子が急遽そのところだけ出演した。

 

右下の峯品子

画面左下の後ろ姿の女子生徒はなんとなく感じは似ているが峯品子ではないのだ↓

 

左から2番目は清水まゆみ 裕次郎を囲んでいる