日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

特別機動捜査隊  1961年10月第一話 最後の犯人を追え 東映(テレビドラマ)

監督 関川秀雄 脚本 宮田達男

出演 波島進 佐原広二 南川直 轟謙二 秀太郎 神田隆 小室日出夫 柳生博

   志村妙子(太地喜和子)藤里まゆみ 日尾孝司

(左から)波島進・巽秀太郎・南川直・佐原広二

ただいま東映シアターチャンネルで特別機動捜査隊テレビシリーズ第一回無料放送中!

それにしても・・・映画冒頭、皇居のお濠付近のスカスカ加減が時代を感じる。

そして原版紛失?とかでしばらく画面が黒い(笑。

若い柳生博が登場。

柳生博・日尾孝司

若い室田日出男も登場。

室田日出男・日尾孝司

志村妙子という芸名だった太地喜和子も登場。

太地喜和子

疾走する警察車両!バックミュージックがまるでスーパーマン登場!のよう(笑。

そう!正義の味方なんです!

深夜の住宅街。2人組の強盗が入り主人を拳銃で撃った。妻は縛り上げられたが強盗犯は金を奪うことができず逃走。機動捜査隊が出動し、金を取れなかった犯人は近いうちに強盗をまたやるだろうと立石主任(波島進)はにらむ。

最初のシーンは深夜のはずなのですが、フィルムの劣化なのかあきらかに明るい時に撮ったシーンと夜のシーンが混在(笑。私としては明るいほうが画像がよくみえていいのですが。

犯人は3人組の若者で、運転手役が盗んだ車を運転し現場へ、もう一人が現場で見張り、兄貴分がメインで強盗を働く。次に狙ったのが不動産屋だったがなんと兄貴分(日尾孝司)が従業員を射殺!

聞き込みであたりをつけた刑事たちは被害者の証言から3人組を追う。

警視庁物語でも出演した神田隆や佐原広二も出演し、当時の街でロケが行われているのでそれだけで見ていて興味がわきます。

最後は五反田あたりの工事現場がでてきます。

大きな看板の「音楽教授」という習い事教室?があったんですね。

ピストルバンバンのシーンもあるので警視庁物語よりは派手な展開です。

金子課長(神田隆)

妹尾部長刑事(佐原広二

後ろの木造家屋が古さを感じる

東映ビデオより

 

にほんブログ村 映画ブログ 日本映画(邦画)へ
にほんブログ村