日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

赤い蕾と白い花 1962年 日活

監督 西河克己 脚本 池田一朗 原作 石坂洋二郎

出演 吉永小百合 浜田光夫 金子信雄 高峰三枝子 武智豊子 福田トヨ

   北林谷栄 左卜全 

www.nikkatsu.com

 

日活より

暑い!

 

日活ゴールデンコンビ、吉永小百合浜田光夫の純愛物語。

というか、女子高生が望む恋愛物語。吉永小百合は服飾学園を営む母、浜田光夫は医師の父をもつ家庭なので貧乏話ではない。

 

三輪重夫(浜田光夫)と岩淵とみ子(吉永小百合)は17才の高校3年生。重夫は医師である父(金子信雄)と暮らし、とみ子は服飾学園を営む母、真知子(高峰三枝子)と暮らしている。お互い片親なのでとみ子は重夫の父、貞一ととみ子の母真知子を仲良くさせようと提案する。

思惑通り、貞一と真知子はいい感じでいるが、ある日とみ子の祖母、かね(北林谷栄)が秋田から上京し、「今は宇宙時代だ」といって飛行機で飛び回る。見送りにいった空港で真知子は足をくじいてしまい、貞一は真知子を抱きかかえて展望デッキをあがっていると運悪く真知子の学園に通う学生に写真を撮られてしまう。その写真をとみ子は偶然目にして、母のそんな姿をなんだか許せず泣いてしまうとみ子だった。

彼女は重夫と共に家出を決行。食事をして映画を見て・・・行くところがなくなったが重夫は父の患者である女将(武智豊子)の営む旅館へ。

女将は重夫をどこかでみた覚えがあるが思い出せない・・・。

 

さぁ、旅館に同宿するふたりはどーなるのだ!と言ってもどーにもならない(笑。

女の子が好きそうなストーリーです。

吉永小百合は田園調布に住んでいる設定で、浜田光夫は線路わきにある医院に住んでいるけれどそこはどこなのか?いかにも昭和な線路わきと踏切のシーンが印象的でした。

この踏切はどこでしょう

 

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