日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

小説 吉田学校 1983年 東宝

監督 森谷司郎 脚本 長坂秀佳 森谷司郎 原作 戸川猪佐武

出演 森繫久彌 若山富三郎 池部良 芦田伸介 夏目雅子 小沢栄太郎 三津田健

   梅宮辰夫 藤岡琢也 田崎潤 竹脇無我 高橋悦史 石田純一 西郷輝彦

 このところ、「愛国心」が揺さぶられること多し。国際試合のスポーツ観戦ならいいけど、怒りを伴うの。愛国なんて聞くと、昔は数寄屋橋赤尾敏か?くらいにしか思っていませんでした。しかし!あまりにも外国人による迷惑行為や犯罪が連日報道されるのを耳にすると私って愛国者だったんだと意識せざるえないのです。もちろん悪いことをする日本人にも怒りが沸きますが、怒りの度合いが違う。多様性とか異文化交流とか言われると、私って心が狭いのだろうか?と思ったりするんだけど、フツフツと沸き上がるマグマ。

さて、山尾しおりさん、公式に記者会見をしましたが肝心な質問にはれいわ新選組の「ご質問ありがとうございます」パクリみたいない「ご指摘ありがとうございます」から始まり前置きがやたらと長い割には結局閣僚の定番みたいなセリフ、「お答えは控えさせていただきます」で終わった。さすがに元検事だけあって想定問答の練習したんでしょうけど、あれで誰が納得するんでしょう。そこまでして代議士になりたいのはなぜ?そんなにオイシイのか政治家って・・・と思っただけでした。見方を変えれば、そこまでやれる彼女くらいじゃないと政治はできないのだよと思う人もいるかもしれない。都合が悪くなると無視、ダンマリの東京都知事と同じ。怖い人だ。

 

そしてこのアマプラ無料の東宝作品。

対日講和条約締結に向け、日本の真の独立のために奮闘した吉田茂のお話ですが後半は政争、権力闘争のこと。私はこの人知ってる!とか、この人、あの人のお父さん?を想像して楽しめましたが、なんで吉田茂鳩山一郎をそんなに嫌ったのか、本を読んでいないのでワカリマセンでした。所得倍増計画池田勇人は歴史で習った記憶、佐藤栄作田中角栄宮沢喜一自民党って跡取りが実子、いなければ兄弟から養子をもらって政治家にするのね。歌舞伎の世界と同じ、それが今でも綿々と続いているのです。

当時は飛ぶ鳥を落とす勢いの角川映画なので出演者も豪華でした。「不倫は文化だ!」と言った若き石田純一も出演w。