日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

日本女性読本 1937年 東宝

YouTube動画で無料視聴した昭和12年の作品。あらすじ忘れないうちに記事にします((;^_^A。

3話オムニバスですが、一話ずつオープニングクレジットが映されるのです。

原作は菊池寛

高田稔・竹久千恵子

第1話 ゴルフウヰドウ

監督 山本嘉次郎 脚本 江口又吉 製作主任に谷口千吉黒澤明の名前が!

出演 高田稔 竹久千恵子 清川玉枝 御橋公 三益愛子

 

サラリーマンの啓助(高田稔)は日曜日になると会社の重役、砂川専務(御橋公)とゴルフへ。彼は出世のため、そして趣味と実益を兼ねて専務のお供をしているのだが、妻の利哉子(竹久千恵子)は不満だった。そして日曜日、啓助はゴルフへ。ひとり残された利哉子が美容室へ行くと、そこには砂川専務夫人(清川玉枝)も来ており、夫人は「自分の夫は女遊びもしない良い夫だ」と利哉子に自慢気にいう。そこに店の客と思しき妙齢の女(三益愛子)がどこかへ電話しているのに気づく。彼女はゴルフ場にいる砂川専務を呼び出していたのだ!

浮気か?と利哉子と専務夫人は二人でゴルフ場へ・・・するとそのオンナの相手を利哉子の夫、啓助がしているではないか。

ショックをうけた利哉子はその後、専務夫人とレストラン?でお酒を飲んでいると、オンナを連れた啓助が入って来る!さぁどーなる??

竹久千恵子・清川玉枝

高田稔も竹久千恵子も清川玉枝も皆若い。三益愛子は最初気づかなかったデス。

三益愛子

第2話 離婚の権利

監督 木村荘十二 脚本 小崎政政

出演 北澤彪 江戸川蘭子 嵯峨善兵

北澤彪・江戸川蘭子・嵯峨善兵

新婚の晶子(江戸川蘭子)は夫の重雄(北澤彪)と休日を満喫していたが、そこへ重雄の画家仲間の三浦がやってきた。三浦は金を借りにきたのだが、晶子が貸した金をマッチ箱にしまったのも忘れ、金が失くなったといってまたアパートに戻って来る・・・。

登場人物は上記3人と屋上で洗濯物を干しに来たおばさんだけってのがスゴイw。

北澤彪が若いんだけれど、同年の「女人哀愁」ではそんなに若く見えなかったのは謎。

江戸川蘭子・北澤彪

昭和12年にこの背中パックリなウエアはかなり先進的。

二人で縄跳びをする

第3話 哀しき哉ロッパ君

監督 大谷俊夫 脚本 氷見隆二

出演 古川ロッパ 清川虹子 神田千鶴子

神田千鶴子・古川ロッパ

老いらくの恋?

大正時代、独自の体操で一世を風靡した柄村彌左衛門(古川ロッパ)だが今は隠居し、妻(清川虹子)と静かに暮らしている。そこへレビューに柄村の体操を取り入れたいからと有楽町の劇場で指導して欲しいと電報が!柄村は張り切って出かけていく。

劇場はレビューの練習に汗を流す若い娘たちの活気であふれていた。中でも花形のスター、ミチコ(神田千鶴子)は目をひいた。ひょんなことからミチコとお茶を飲みに行った柄村はそれ以来ミチコのことが頭から離れなくなってしまう。

彼は劇場前でミチコが出てくるのを偶然を装って待ち、また喫茶店へ。その後食事へ誘った時、ミチコの香水やアクセサリーは彼女のファンから贈られたものだと知って、自分も何かプレゼントをしたいと家から貯金通帳を持ち出すのだが・・・。

 

清川虹子古川ロッパ

この作品、昭和12年の日比谷でロケしていてる。

日比谷辺り

現在の日比谷(旧有楽座跡地の日比谷シャンテ

柄村老人がミチコの引っ越しを手伝うシーンで踏切を渡る。

ここはどこ??