日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

若い川の流れ   1959年 日活

監督 田坂具隆 脚本 池田一朗 田坂具隆 原作 石坂洋二郎

出演 石原裕次郎 北原三枝 芦川いづみ 山根寿子 千田是也 東野英治郎

   轟夕起子 高野由美 川地民夫 小高雄二

 

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石原裕次郎というと、西部警察のブクブク太って顔が黒い眉間にいつも皺を寄せている偉い人・・(笑 が最初の印象だってけれど、デビューから10年?くらいの裕ちゃん(笑 はいいと思う。ただ量産、量産、また量産の時代なのでストーリーとしてはまぁね・・・だ。

 

この映画は朝日新聞出版からだされたマガジン 石原裕次郎シアター67の一応付録?のDVDなので普通のDVDだと予告編とか撮影風景の写真などはDVDには収められていない。ただ、一応(笑 マガジンなので薄い小冊子には載っている。

 

曽根健助(石原裕次郎)は秋田出身、大学を卒業して2年目の丸の内だか大手町だかに勤めるサラリーマン。同僚の女子社員 北岡みさ子(北原三枝)から専務の部屋へ行くようにいわれ、専務からは家にこれを届けてくれと包みを渡される。大事なものだから

妻か娘に直接渡すようにといわれ、健助は専務の豪邸(笑 (場所不明 )へ行くと

専務(千田是也)と妻(山根寿子)の一人娘 川崎ふさ子(芦川いづみ)が包みを受け取り、実はこれは私のお婿さん探しで父がわざとやっている。あなたの前に4人来た・・・などと打ち明ける。

 

健助は恋愛ではなくお見合いで結婚したいと考えている青年で、週末に女子社員から誘われてもなんとなく断ったりするのだ。

 

秋田から造り酒屋の母 轟夕起子、父で養子の東野英治郎がでてきて健助の下宿(自由が丘)へ来る。

 

健助の結婚相手は果たして誰に!(笑。

 

ところでこの映画のみどころは当時の自由が丘が映るところなど。

都立大学に住んでいた私は是非みたいと思った。

ロケ地として都立大学ともあるけれど、詳しい人がいてそれは北原三枝を追って

自由が丘から渋谷行きのバスに乗った裕ちゃん(笑 。北原は途中で降りてしまう。

そこが都立大学駅前の目黒通り沿い?らしいけれど・・・

 

当時の日活本社の屋上を石原裕次郎北原三枝が歩くところがあってそれは現在のペニンシュラ東京だとのこと。

外堀なんかも写っていてそれが見たくて購入した・・・といってもいい映画です。