日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

怪猫謎の三味線  1938年 新興キネマ

監督 牛原虚彦 脚本 波多謙治

出演 鈴木澄子 歌川絹枝 森静子 森光子 伴淳三郎 一の宮あつ子

   梅村蓉子

 

化け猫絡みで観てみた(笑。

森光子、伴淳三郎一の宮あつ子以外よくわからない(笑。画像も古いせいか粗い。

 

こちらのほうは化け猫といってももっと物語がよくできている。

森光子、18才。

 

芸人の鈴木澄子は三味線引きにぞっこんだが、嫉妬が強い。ある日、三味線引きの家で飼われていた黒猫の行方がわからなくなった。それを町でみかけて連れてきた武家の娘、歌川絹代。仲良く話す二人に嫉妬した鈴木澄子は黒猫を殺す。

しかし、武家の娘はそれから三味線を習いに通ってくる・・・。

そして三味線引きに恋焦がれた武家の娘は家出して三味線引きのところへ行くが、

彼は自分には将来決まった人(鈴木澄子)がいるといい、そのかわり、死んだ黒猫の皮でつくった三味線を渡す。彼女を家まで送り届ける途中に歌川はどこかへ行ってしまう。家に帰れず、歌川はその三味線をもって門付けになる。

 

そんなことを知らない鈴木澄子は、自分にもくれなかった三味線をあげた歌川をさらに嫉妬し、夜、町で行き合った歌川をみつけると三味線を返せと詰め寄り、歌川は三味線とともに川に落ちてしまう。

 

川を流れる三味線を拾い上げた町人が家に持って帰り、女房(多分 一の宮あつ子)に弾かせるが、気持ちが悪いと三味線を投げ出すと、黒猫の目がたくさん光る。

翌日、さっそく三味線を売るが、その三味線は常磐津に師匠、森静子の元へ・・。

夜、師匠が三味線を弾いていると、明かりが消える・・・。

 

気持ちが悪いと女中にどこかに捨てておいでと捨てさせた先が、歌川の実家の門で、

それを見つけた妹の森光子が三味線を弾いていると姉が現れる・・・。

 

結局、三味線が元に戻ってきたのだ。

 

姉の仇を討つ森光子・・・。

 

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鈴木澄子 美形で山田五十鈴系(笑

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常磐津の師匠 森静子?

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歌川絹枝 

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18才の森光子

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(多分)一の宮あつ子