日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

よい婿どの   1954年 東京映画

監督 田尻繁 脚本 井原千鶴子 原作 源氏鶏太

出演 青山京子 木匠マユリ 古川ロッパ 村瀬幸子 三國連太郎

   沢村貞子 藤間紫 トニー谷 塩沢トキ 尾棹一浩

 

おもしろーいが、これも最後が不明(笑。

仕方がないのでネットでストーリーを読む。

 

青山京子は丸の内?あたりのOL。日頃から結婚は恋愛に限る。お見合いなんてごめんだと思っている。

友人の木匠には恋人がいるが、その恋人の友人が興信所に勤めている女なんてダメだと言われ、別れの手紙を書く。

ビックリした木匠は青山になんとか話しをつけて欲しいとその恋人の友人の話をきくことになるが、彼は満員電車の中で足を踏んでも謝らなかった男性だった。

一方、青山には世話好きの沢村貞子からたくさん見合いが持ち込まれる。

なんとか断ろうと、興信所に勤める木匠が協力し、見合い相手の失態を写真に収め

見合いを断り続けるが、最後のひとりには失点が見つからずとうとう見合いすることになる。

しかし、青山は木匠の恋人の友人になんとなく惹かれていることに気づき、その男性も同じだった。

 

青山の働きでよりをもどした木匠と恋人はそんなふたりの気持ちを察し、友人を勇気づけて青山を奪還するのだ・・・(らしい。

 

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青山京子と木匠マユリ

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お互い反目しあう二人だが・・・

 

尾棹一浩という男優さんは一見美男だけれど・・・・その後はどうなんだろう?

見かけない。

wikiだと俳優座の3期生でその後野村浩三と名前を変え、東宝特撮映画ではかかせない存在だったとある。1931年生まれ、2010年没。

この映画だと佐分利信みたいな役だった。(ちょっと図々しくて・・みたいな)