出演 水野久美 土屋嘉男 久保明 小泉博 佐原健二 太刀川寛 八代美紀
特撮のSF映画なんだけど、人間の心理が描かれていてそういう意味で怖い物語。
1963年の特撮だから偽物感満載なのは仕方ないけれど当時としては革新的だったのかも。
ヨットクルーズにでた7人。男5人と女2人は暴風雨で難破してしまい海を漂流。
濃霧の中、ある島へたどり着く。そこには難破船とみられる船が海岸に乗り上げていて
一同その船で寝泊まりすることになる。
船には多少の缶詰があるが乗組員の姿はない。
食料を求めて狩りにでても鳥も近づかないような島だった。
缶詰を独り占めしようとする男、壊れたヨットを直し、皆を置いて行ってしまう男、
みな 一人ずつ殺されたり、いなくなったりで最後に生き残った久保明の回想から始まるが彼はなんと精神病院にいれられているのだ。
ま、その島のキノコを食べるとキノコになっちゃうんだけど(笑。そのキノコ化した人間の怖さは子供じゃないからなんとも思わなかったけど、久保明が・・・最後に振り向くんだけどそこはビュジュアル的にも怖かった(大人なのに 笑)