日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

高度7000米 恐怖の4時間 1959年 東映

監督 小林恒夫 脚本 舟橋和郎

出演 高倉健 今井健二 久保菜穂子 小宮光江 中原ひとみ 梅宮辰夫 加藤嘉

   風見章子 左卜全 岡村文子 殿山泰司 岸井明 増田順二 神田隆 

   トニー谷 須藤健 大村文武

 

スカパーより

 健さん、今度はパイロット。まだヤクザではない(笑。

東映なんで健さんの妹と結婚するパイロット役が今井健二、本庁の課長かなんかが神田隆、殺人犯で健さんの飛行機に乗り込むのが大村文武なんかでいつものメンバーが逆に新鮮味を失わせる(;^_^A

 

北海道千歳空港へ向かう旅客機。

殺人を犯し、拳銃を所持した犯人(大村文武)が乗り込んでいる。

映画冒頭は旅客機の乗客の紹介で始まるこの映画、中原ひとみが隣の男が逃亡犯じゃないかと疑いを持ち、なんとあっさり拳銃で脅される。途中 30分の休憩(給油?)のために宮城でみんな飛行機を降りる。犯人と中原ひとみも降りて彼女は一時犯人から逃れるが捕まってしまう・・・ひょんなことから拳銃をもった男が乗っていることがわかり、大村文武はコックピットで健さんを脅し、八戸へ緊急着陸しようとするが、聞き込みをしていた警察が犯人と思われる男がその飛行機に乗っていることを知り八戸の空港には警察車両が待機しており、着陸せずにそのまま飛行・・・。

 

サスペンスといいながらなんだかやけに平坦な展開でハラハラドキドキがないのはなぜ?(笑。

 

1959年の映画なんで健さんは戦時中に戦闘機のパイロットであったという設定。

 

健さんは犯人を酸欠にしてノックアウト!(ついでに乗客も酸欠 笑)。千歳へ無事に到着するも今度は車輪がでない・・・。胴体着陸を試みようと・・・ってところがちょっとサスペンスだった。

 

ここでも若くて細すぎる梅宮辰夫が一瞬誰だかわからなかった(笑。

アマゾンより