日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

ジャズ娘誕生  1957年 日活

監督 春原政久 脚本 松村基生 辻眞先

出演 江利チエミ 石原裕次郎 小杉勇 殿山泰司 二本柳寛 青山恭二 丹下キヨ子

 

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スチルは白黒だけどカラー作品です(笑

 

日活より

江利チエミ絶頂期の歌謡映画。若干20才の彼女がその25年後に不慮を死を遂げるなんて誰が想像しただろう。あの高倉健と結婚してたのに、異父姉の登場で人生を狂わされた。そんなことを考えながらみた映画・・・。

 

 

伊豆大島椿油売りの娘、江利チエミはひょんなことから石原裕次郎がいるドサ周りの劇団に入り彼女は芸達者ですぐに人気者となる。

 

幼い妹、弟と一緒に旅回りをしていたが、椿油を売っていた時に写真を撮らせてあげた学生、青山恭二は父で丸の内劇場の支配人の二本柳寛に彼女の写真を見せると支配人は驚く・・・

そして彼女を丸の内劇場で歌わせたいというのだ。

マネージャーの殿山泰司は、彼女と一緒に劇団も全て面倒みてくれるならと承諾するが

その劇団には彼女たちを捨てた父親の小杉勇がおり、ショーが始まる寸前に対面するが

彼女はどうしても父を許せず、ショーもほっぽり出して劇場を飛び出す。

青山恭二に説得され、全てをみずに流したチエミは劇場に戻り、ショーを大成功に導く・・・みたいな、歌あり、踊りありそして涙あり、石原裕次郎に恋するチエミありの映画でした。

 

ワタシは江利チエミというとサザエさんの印象が強いです。

 

日活より