日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

劇場版事件記者 4.姿なき狙撃者 1959年 日活

監督 山崎徳次郎 脚本 西島大 山口純一郎 若林一郎 原作 島田一男

出演 沢本忠雄 山田吾一 永井智雄 大森義夫 高城淳一 滝田裕介 内田良平

   二本柳寛 清水将夫 宮崎準 原保美 相原巨典 相馬千恵子 丘野美子

   高原駿雄 外野村晋 宮坂将喜 玉村駿太郎 森島富美子 南風夕子

   杉幸彦 葵真木子 深江章喜

 

 

 

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日活より

高級アパートの一室に入った若い男、鏡台の引き出しから拳銃をみつけ盗む。

その男の恋人の秀子(葵真木子)は、隠れていたが逃げる途中で捕まってしまう。

 

その後、東京日報に秀子を釈放しなければ人を殺す・・・という電話が入るが

本気にはされない。しかし、その夜、派出所の警官が撃たれ腕を負傷する事件が起こった。

 

港では外国人の船員の射殺体がみつかり、銃弾を照合してみると警官を撃った拳銃と同じとわかる。

 

警察、そして記者たちが男の行方を追うが、一方で盗まれた女(南風夕子)の恋人でヤクザ者の杉浦(深江章喜)は手下に命令してトミーと呼ばれるチンピラが拳銃を盗んだことを知り彼の追跡を開始。トミーは身の危険と自分が外国人殺しの犯人だと疑われていることを知ってまた新聞社に電話を掛ける・・・。

 

なんとかトミーから話を訊くことに成功した菅(沢本忠雄)は遊園地でトミーに話を訊き、自首するように説得を試みるが・・・

 

3話と続きこれもなかなか面白かった。最後はどうなるかと思ったがどんでん返しで終わる。

 

このDVDにはブックレットがついている。毎回登場する桜田記者クラブの俳優さんと役名が載っているのはいいとして、事件を起こしたりする俳優さんたちの名前が一切ないのは手落ちだと思う。

 

ここでトミーというチンピラを演じた杉幸彦、杉狂児が父親だった(wikiより)。

 

この映画の見どころは今はなくなった二子玉川の遊園地、二子玉川園。

20年以上前に「にこたま」内の「ねこたま」に行ってオスの三毛猫と500円払って一緒に記念撮影した。すでに猫が商売になっていましたね。

 

ヤフオクより