監督 丸根賛太郎 脚本 沢田勉
出演 斉藤達雄 日高澄子(新人)小柴幹治 見明凡太郎 林寛 北条みゆき
戦後2年で作られたので登場人物が非常に少ない。ロケも行われているが、斉藤達雄が滞在しているホテルの設定の洋館は空襲もうけなかった場所にあったのか?舞台が宝塚とか六甲山なのはあまり焼けなかったからか?
警察を退職した来栖(斉藤達雄)は友人の経営するホテルで静養していた。彼は私立探偵をやろうと思っている。
ある晩、子供の叫び声で起きた来栖は同じホテルに長く滞在している車いすの女性、法村あき子(英百合子)から来栖のいる6号室に滞在した子供が心臓麻痺で亡くなったが
毎晩、子供の叫び声が廊下に響き渡るという。そしてその子は恐ろしい形相のお面を見せられて亡くなったのでは?というが、面倒をみていた男はその後姿を消したという。
来栖は持ち前の推理で動き回る。
最初は昔のホラーかと思ったが、刑事コロンボよろしく斉藤達雄の推理が光る。
最後まで怪しい男がふたりいるのだが、そのうちの一人がハンサムな小柴幹治で
新人だった日高澄子の相手役だった。wikiだと1916年生まれの106歳とあったが
さすがに死んでる?と思う。
当時の車がレトロでビックリ♪♪ヒロインの日高澄子の洋服がほぼ同じなのは戦後すぐに作られた映画ではごく普通(笑。