日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

犯罪捜査シリーズ 11.恐怖の罠  1959年 東映

監督 野村浩将 脚本 高橋二三

出演 万里昌代 沼田曜一 御木本伸介 酒井酉

 

なんだろう、このチープ感(笑。

 

ナイトクラブを経営する野原(酒井酉)はマキ(万里昌代)を自分のものにしたいと思っているが、それは彼の弟分の健(御木本伸介)も同じだった。

 

ある日、警官から追われた男がクラブに逃げ込んできた。彼は自分は風来坊だから風公(沼田曜一)と呼んでくれといい、野原の仲間になる。野原は麻薬密売も儲けていた。

 

マキは野原の麻薬密売を手伝わせてほしいというが、野原はとぼける・・・。

実は、マキの恋人が野原の組織に殺され彼女はひそかに彼の命を狙っていたのだ。

 

映画冒頭で万里昌代がベッドの上で殺されてる?ように眠っている演出はよかった。

 

鍵を握る沼田曜一はまぁいつもの?オチで麻薬捜査官で野原の組織へ潜入していたのだが・・・。知っている役者さんが三人のみ。沼田曜一、万里昌代、御木本伸介

 

この万里昌代という女優さん。新東宝倒産後、大映へいった。1980年以降は消息不明な人。生きていたら85歳。

前田通子がいじわるな女優さんと言っていたのはこの人かと思う。

 

万里昌代