日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

七人の野獣 血の宣言  1967年 日活

監督 江崎実生 脚本 江崎実生

出演 丹波哲郎 小池朝雄 岡田真澄 郷鍈治 高品格 弓恵子 山本陽子

   宍戸錠 小高雄二 青木義朗

 

www.nikkatsu.com

 

日活より

最近、自分が見た映画の題名が思い出せない・・というか気にしていなさ過ぎて?いざ記事にしようとすると「なんだっけ?」が続いている。出演者とかあらすじは記憶にあるのでまだ大丈夫だと思うが(;^_^A。

この作品もアマゾンプライムビデオの「もう一度みる」で確認(笑。

ネットによると七人の野獣の第2弾?らしいが初回の七人の野獣はアップされていないようでなんだか不明。すでに石原裕次郎も日活にはいない。斜陽が激しくなっていった年代に作られた。小高雄二は顔がふっくら?していた。

 

ヤクザの組長を射殺して警察をクビになった木戸(丹波哲郎)をリーダーにその木戸に恩義を感じている今はバナナのたたき売り(懐かしい)をしている片山(青木義朗)、

小切手詐欺師の辺見(岡田真澄)、競馬の予想やの芦沢(高品格)と弟の鉄(郷鍈治)、大黒(富田仲次郎)という悪者の下で働いていた太田(小池朝雄)が3億円を強奪する話をききつけ、その3億円をさらに強奪しようとするコメディとアクション。

 

大黒の娘、ユリ(弓恵子)は大黒の部下、伊達(深江章喜)をそそのかしてその金を狙っている。ユリが大黒の娘というのは表向きで彼女は大黒に金で買われた女だったのだ。

 

木戸の仲間たちが裏で自分だけうまくやろうとするのでいつもうまくいかない(笑。

裏切って裏切られの繰り返しだがもう少し丁寧につくれなかったのだろうか。

弓恵子という女優さんは大映の潮万太郎の娘だが、やはり大映の女優さんだったがすでにフリーになっていたのだろうか。

カラー作品なのにスチルが白黒なのって何故だろうといつも思う。

 

山本陽子宍戸錠はいつ登場するのだ!と思っていたら最後の最後でやっと登場。

あの終わり方だとさらに第3弾を予定していたような作りだがその後は作られたのだろうか。

アマゾンプライムビデオより