日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

大暴れマドロス野郎  1961年 日活

監督 山崎徳次郎 脚本 窪田篤人

出演 和田浩治 清水まゆみ 清水将夫 東恵美子 安部徹 松本克平 殿山泰司

   垂水悟郎 高野由美 内田良平 近江大介

 

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アマゾンより

 

和田浩治、小僧から野郎になった!(笑。

 

作品は裕次郎的な港もの。

 

高名なガン研究の父(清水将夫)をもつ五郎(和田浩治)だが、母亡きあと、父の後妻(東恵美子)に反発し家をでてタグボートで働いている。

仕事終わりの食事に行く朝日軒の看板娘、千代(清水まゆみ)はなにかと五郎を気に掛ける。

五郎の父がアメリカへ旅立つが、なんと飛行中に急死。

研究のための借金返済で家屋敷はなくなるが元々何もいらないと言って家を出た五郎だったので無くなることに不満はなかったが、父が残した研究資料だけはもらっていく。

義母は父の下で働いていた助手の早瀬(垂水悟郎)と組んで夫が完成できなかったガン研究を完成させるようにする。早瀬に五郎が研究資料をもっていったというが、早瀬は全て頭に入っているからと資料がなくても大丈夫だという。

 

何も知らない五郎だが、早瀬は研究費を中国人で密輸?をしている陳(安部徹)に出してもらっていた。陳は五郎のいるタグボートの船会社の社長と組んで密輸品を運んでいるのだ。

 

早瀬はなかなか研究を完成させることができず、陳に五郎が研究資料をもっているこをを打ち明ける。そこで・・・

 

こはちょっとわからないなぁ~と思ったのが、五郎が旅立つ父とふたりで話すレストラン?の場面。なぜか五郎が学生服を着ていて五郎は学生?なのか?と思ったが、

家を飛び出した五郎はまず港で悪い奴らに拾われ・・ってわかるシーンがあるので学生じゃないよね・・・って思う。

なのに五郎は父の研究を完成させるのだとか言って資料を義母からもらっていく・・・

 

最後はネタバレだが五郎はアメリカの大学に入学し、父の跡を継いで研究をする??みたいな・・・

わからん(笑。

 

裕次郎と同じく、喧嘩にはめっぽう強い。(まぁ日活だし)

船長役の松本克平やら新聞記者役の宮崎準などが登場。

内田良平は え?っていう役柄でした。

 

日活より