日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

機動捜査班 群狼の街 1962年12月 第11回 日活

監督 小杉勇 脚本 宮田達男 大門三郎

出演 青山恭二 内田良平 香月美奈子 南寿美子 弘松三郎 松本染升

   千代侑子 宮崎準 和田悦子 花村昌典 木島一郎 森塚敏

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第10回はこちら↓

nihoneiga1920-1960.hatenablog.com

 

衆議院議員選挙の当落が決まりました。皆さんの推した議員さんはどうでしたか?

ところで、涙声で「助けてください・・」と懇願した某候補者がおりましたが、見事落選、しかも夫婦共々。時の総理大臣が応援にきて彼も「助けてください」と言った応援演説。いやアンタたちが国民を助けるんだろう~と突っ込みを入れたのは私だけでしょうか。大昔の泣き落とし選挙みたいだった。国民をバカにしてる。カッコいいから、人気があるからと選対委員長になったあの人、これも国民をバカにしている。カッコいいのは葉山良二で十分です(笑。

アマゾンプライムビデオより

機動捜査班シリーズ第11回。このシリーズ、何で面白くないのか、それはいつも悪役が内田良平だから。そして彼のパターンはまるで調子のよい植木等のサラリーマンみたいに自分に都合の良いことを相手に吹き込み、それを信じさせて組の親分や幹部連中を自滅に追い込んだりするというパターンが多くみられるから。相手役もほぼ香月美奈子。

これを数か月に一度上映し続けてもなぁ・・・。

勘違いしていたのはアマゾンプライムビデオではこの機動捜査班全シリーズ13作、全てアップされてました。刑事物語も是非全作アップお願いしますアマゾンさん!

 

埋立地で新興勢力戸部組の組長が射殺された。捜査4課では反目する坂巻組があやしいとにらみ、幹部の山口(弘松三郎)と木村(森塚敏)を尋問するがそこへ犯人は戸部組の岡田(木島一郎)だという密告の電話がかかってくる。

坂巻(松本染升)のマンションには幹部の山口、木村、そして戸部組の岡田が集まった。やはり岡田が組を裏切り戸部組長を殺したのだ。そこへ伴(内田良平)がやって来る。伴こそ戸部と岡田を引き合わせた張本人でその後、彼は戸部組長の秘書として組長の愛人、冴子(南寿美子)のクラブ、カールにも出入りするようになる。

組長は高血圧で元クラブカールのマダムだった美枝(香月美奈子)が面倒をみている。組長が冴子にぞっこんで彼女をマダムにして美枝はマダムから単なるお手伝いとなった。(って、好きだったら冴子を手元においたほうが良いのでは?)

しかし冴子はクラブの支配人をしている幹部の木村と関係がある。

ドロドロした人間関係。伴は出世欲の強い男でそれが結局自滅する原因となるのだ。

伴が殺した人数がスゴイ。絶対死刑。

日活より

 

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