日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

妻  1953年 東宝

監督 成瀬巳喜男 脚本 井手俊郎 原作 林芙美子

出演 上原謙 高峰三枝子 高杉早苗 中北千枝子 三國連太郎 新珠三千代

   丹阿弥谷津子 伊豆肇 清水将夫 坪内美子

wikiより

 新年あけましておめでとうございます。皆さま、どうお過ごしですか?

ワタクシ、元旦早々、棚に収まりきれなくなっているDVDを売るべく、段ボールに詰めました。売り先は本も売ろうと思っているので近々連絡しようと目星をつけている神田の書店にDVDも引き取ってもらえるか確認しようと思ってます。

明らかに面白くなかった邦画DVDもあるんですが、これは残しておこうというのも結局20本ほどあるし、段ボールに詰めたものの、未練ある作品も・・・

そんな中で買って封すら切っていなかったDVD発見(笑。そのうちの一つがコレ。

確かアマゾンでセールかなんかの時に買ったのかも。

成瀬巳喜男井手俊郎、そして原作が林芙美子。期待大でした。

昔観たことあるような、ないような。この作品ででてくる銀座の喫茶店らんぶるは移転しましたがまだ銀座で営業してます。新珠三千代が新人として出演!22,3歳。

 

中川(上原謙)の妻、美種子(高峰三枝子)はどっちつかずでふがいない夫に釈然としない毎日を送っている。家の2階を間借りさせているが家計も苦しく、内職に励む毎日(と、言ってもそんなに生活に余裕がないとは思えないのだが)。

中川は会社の事務員で小さい男の子のいる未亡人の相良房子(丹阿弥谷津子)の優しさにふれ、なんとなく彼女が気になる日々。ある日、房子から絵画展の券をもらい、休みに二人で美術館へ行った。そんなある日、彼女が大阪の実家へ帰ることになる。

間借り人の話とか、美種子の友人(高杉早苗)とか色々でてきますが、ちょっとまとまらずに終わった感じ。成瀬巳喜男は好きな監督ですが、さすがにこの終わり方って・・

 

私にとっての見どころは鶯谷駅が映っているところでした。

と、いうことでこれは段ボールへ。

東宝より

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