日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

虹立つ丘 1938年 東宝

監督 大谷俊夫 脚本 阪田英一

出演 高峰秀子 岸井明 村瀬幸子 御橋公 神田千鶴子

 

デコちゃん14歳。

強羅ホテルに兄(岸井明)と働く高峰秀子が実はそのホテルのお客、村瀬幸子の

震災(関東大震災?)で生き別れと

なった娘であることがわかり、結局は引き取られていくというお話。

貧乏暮らしからお金持ちの家へいくことになる よくある物語。

高峰秀子がとにかく可愛い。

2年ほど前にユーチューブにアップされていたが、ある日削除されていた。

もう一度見たいと思っていたらアップされていた。

 

ところで私は高峰秀子の家へ去年の夏に行った。

ファンとして見に行っただけですが(笑。

芸能人の家を見に行くなんてこれまで全く興味がなかったけれど、「私の渡世日記」を読んで以来、高峰ファンになった。

彼女のエッセイ本や養女である斎藤明美氏の本もかなり購入した。

そして何度も登場するその家を実際見たいと思った。

ネットですぐ見つかる。

斉藤明美氏の「高峰秀子の捨てられない荷物」の最初に高峰が永坂を登っていくシーンがある。

その通りに歩いた。

この坂を麻布十番で買い物した高峰秀子が歩いたんだと思って感動(笑。

登りきる前に右にそれる道を行った白亜の角の家ががそうで、表札には松山善三高峰秀子とある。

車庫には高峰が乗っていたシルバーのジャガーがあった。

あんまりウロウロすると不審者みたいなのでドキドキしながら写真に収めた。

横には斉藤明美(松山明美)氏の表札と猫を探しているという紙が貼られていた。

高峰が賞賛した隣の奥様の家ってどっちだろう?

いずれにしろ高峰の家から奥はドンずまりだ。

人は全く歩いていないし、やっぱり不審者みたいで早々に退散した(笑。

そこから外苑東通りにでてそのまま新橋まで歩いた。