日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

森繁対談   1982年 森繫久彌

松山善三 高峰秀子

 

森繁久彌が司会を務め芸能界などからゲストを迎える番組。

何度も松山善三高峰秀子編は見ている。

何度見ても松山善三ってハンサムだよねぇ・・・と思う(笑。

 

f:id:nihoneiga1920-1960:20210227103809j:plain

松山善三高峰秀子夫妻

松山善三は非常に読書家らしいことがこの対談でわかる。

森繁が屋根の上のバイオリン弾きをやっていた時代のようで、さかんに高峰に舞台はおもしろいというが、高峰は過去にでた舞台の話をして(出番に遅れたとか、スリッパ?で舞台にでてしまった・・それも高峰と書いてあるやつ 笑)私は同じことを毎日毎日続けるなんてできない。夜も眠れないだろう・・なんていう。

 

当時はタバコ吸っても良かったんだね。

 

f:id:nihoneiga1920-1960:20210227104243j:plain

煙草に火をつける森繁

高峰の笑顔はいつ見ても良い。

当時高峰秀子58才くらい。松山善三57才くらい。

f:id:nihoneiga1920-1960:20210227104355j:plain

デコちゃんは好きだが、喋り方と声が嫌い(笑。

松山善三は森繁に会うにあたって原稿用紙?を広げ質問するつもりだったようだが時間切れだった。このことを見ても松山善三ってキチンとした人なんだと思った。

f:id:nihoneiga1920-1960:20210227104850j:plain

用意した原稿?をみる

前にも書いたかもだが、脚本家の橋田寿賀子が松竹にいた時に松山善三のハンサムぶりを日経新聞私の履歴書に書いていた。

年老いて、何かの賞を受賞した松山善三の写真をネットでみた時、(デコちゃんはもう亡くなっていた80代後半)諸行無常という言葉が浮かんだ。