日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

連続射殺魔  1969年

監督 足立正生

 

昨日の映画で永山則夫の足跡を知った(実際の事件を脚色してあるが)で、ドキュメンタリーだというこの映画をみたが・・・

 

はっきりいうと途中で寝た(笑。

 

暗いトランペットとドラムの音楽、たまぁーに入るナレーション。

それ以外はずーっとどこかの風景が映っている・・・。くりかえし繰り返し映る電車、ひまわり、どぶ板通り(これは貴重だ なんたって1969年の映像だ)ぶら下がっている折り畳み傘・・・・

 

永山則夫の出生の地、育った青森の町、名古屋、京都の八坂神社、東京プリンスホテルなど

永山則夫が行って犯罪を犯したところだろうが、この事件をよく知らず、このドキュメンタリーで知ろうとするとさっぱりわからないようになっているところが凄い(笑。

 

今村昌平だってもっとましな(汗 映像残すぞ (笑。

 

わかるやつだけわかればよい・・・という監督の風上にもおけない仕事ぶり(笑。

 

途中、飛ばして、飛ばして、最後は風車。

それでも私の時間を返して欲しいと思った悔しいドキュメンタリー(らしい)。