日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

白線秘密地帯  1958年 新東宝

監督 石井輝男 脚本 内田弘三

出演 宇津井健 天地茂 三原葉子 筑紫あけみ 菅原文太

 

ご存知!○○地帯シリーズ(笑。

本当は71分の映画らしいが、なぜかアマゾンプライムでは58分。

そのせいだろうか、なんだかストーリーがわからない(笑。

 

売春防止法が施行され、地下にもぐった売春組織?とそれを追う刑事の話だ。

上野のトルコ風呂でトルコ嬢が殺された。

中年の男がSSSと印刷されたチケットを渡すが・・・肉体を提供するということなのだ(売春)、トルコ嬢に冷たくされ、首を絞めて殺してしまった。

刑事が調べるとチケットがみつかる。

 

そのチケットの出所を追うとある組織が介在していて、

そこには売春をする女を見つけてくるおばさんが職安の前で待機して美人に声をかける。

そこはドライビングクラブの名を借りた売春組織。

 

三原葉子トルコ嬢だが、競馬場で客引きをしたりする。

そこへなぜかトルコの同僚の女が現れ、取っ組み合いの喧嘩をしたり、

最後は組織の中核だと思われる男二人(ひとりは菅原文太)を追いつめると

組織のボスらしい元洲崎遊郭(かなんかの)の亭主がいてジャリを上ったり下りたりの死闘を繰り広げる・・・のだが・・・

 

あまり知った顔もなく、やっぱり新東宝大蔵貢だなぁ・・と思った映画でした(笑。

 

ただ、当時の競馬場や埋め立て?地域がみれるのがグッド。

 

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三原葉子宇津井健