日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

人間魚雷出撃す   1956年 日活

監督 古川卓己 脚本 古川卓己

出演 森雅之 石原裕次郎 長門裕之 葉山良二 芦川いづみ 左幸子 西村晃

   安部徹 津川雅彦 浜村純 三島耕 内藤武敏 岡田真澄 

 

www.nikkatsu.com

 

人間魚雷、回天に搭乗する若い海の特攻隊員。温情主義?の艦長森雅之の苦悩、隊員たちの家族との別れ・・・などが描かれているが、なにせ潜水艦の中の出来事中心なので

兵隊になったことがない私にはなんだかいまいちだった。

この映画は元軍人、特に海軍の潜水艦に乗っていた人ならもっと感情移入できたのだろう。

先に二人が逝ってしまい、無線の故障で残された二人、裕次郎長門裕之

特に長門はお国のために死ぬことに必死なのだ。

 

家族や恋人との別れの場面は少しで、裕次郎の妹役のいづみちゃんが可哀そすぎた。

 

f:id:nihoneiga1920-1960:20210201151234j:plain

両親を亡くし、兄が一時帰郷したときにここにいても良いか?ときくいづみちゃん

f:id:nihoneiga1920-1960:20210201151321j:plain

回天にのる若い4人