日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

裕次郎の欧州駆けある記 1959年 日活

監修 石原裕次郎

 

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世界を駆ける恋の北欧ロケ終了までの一週間、石原裕次郎が休み返上で撮った作品。

ほんの40分程度で裕次郎ナレーションでパリやイタリア、スェーデン、デンマーク、スイスなどを回る。

芸能人が食べたり飲んだり騒いだりする旅番組に辟易としている私だが、なんだかこの旅映画(? は新鮮だった。

なんたって裕ちゃんの足の長さが圧巻で、ヨーロッパでも引けをとらない身長と体型!

 

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見よ!この足の長さ!

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パリを歩く裕ちゃん(一番右のジャケットを手にもって歩く)、背が高いのがよーくわかる

 

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上半身裸!な裕ちゃん(笑

ところで昔の映画で銀座の夜のショットによくでてきた風車のネオンて

パリのムーランルージュのネオンの真似だったのか・・と初めて知ったのがこの映像

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ムーランルージュ

この時、すでに恋仲だった北原三枝裕次郎との欧州行き(この映画のための)は日活から許されなかったとNHKでやった裕次郎の物語でインタビューに答えた北原三枝が言っていた。当時、スター同士の恋愛はご法度でましてや結婚なんて許されず、

そこで裕次郎北原三枝はその後なにも告げずにアメリカへ逃避行、そして結婚にこぎつけたのだ。