日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

三つ首塔 1956年 東映

監督 小林恒夫 小澤茂弘 脚本 比佐芳武

出演 片岡千恵蔵 中原ひとみ 南原伸二 高千穂ひずる 三浦光子 

   小沢栄太郎 

 

見始めてしばらくしてなんだか展開が横溝正史みないな・・。

 

中原ひとみは伯父の家に厄介になっている。ある日、弁護士だという人物が訪ねてきて

アメリカに移住した人物が残した遺産、10億円を中原ひとみが受け取ることになるが

それにはひとつ条件があるという。それはある男と結婚することだという。

 

そんなある日、伯父の還暦祝いを東京会館で開催することになった。

会社を経営する甥が祝いの席のために踊りの師匠姉妹を呼んで踊りを披露している最中、妹が突然口から血を流して倒れる。

あわてて部屋へ運ぶと男が入ってきて彼女の様子をみて、みんなに死亡を宣告する。

現れた男が片岡千恵蔵で、彼は金田一耕助だと名乗る(笑。

 

金田一耕助が千恵蔵か・・・。

 

物語としてはその遺産を巡って殺人がおこるのだが、片岡千恵蔵でびっくりし過ぎた。

三浦光子扮するバーのマダムが良かった。

 

南原伸二が謎のオトコで最初は悪人かと思いきや・・・

 

東映なので女優さんの名前がいまいちわからない。

 

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ヤフオクより