日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

青春の抗議  1957年 日活

監督 堀池清 脚本 西島大 堀池清 中原由紀 原作 石坂洋二郎

出演 浅丘ルリ子 津川雅彦 南田洋子 若原やす子 澤村国太郎 高野由美

   織田政雄 坪内美詠子 稲垣美穂子 田中筆子 初井言栄 大坂志郎

 

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日活より

 

大人と青年男女の恋愛観の違いを描いた作品。津川雅彦の姉役の人って目元が津川雅彦に似てるな・・って思ったら本当の姉だった。あまり美人とも言えず。さらに津川雅彦のおじさん役が父親の澤村国太郎。そして将来の義姉になる南田洋子出演。

 

蔵王の街を舞台に高校生活をおくる保吉(津川雅彦)。同級生にはテル(浅丘ルリ子)がいる。英語の授業中、テルの家に下宿している女教師の石井先生(南田洋子)から学生服のボタンがとれていることを指摘された保吉のボタンをつけてあげるテル。

放課後、ふたりで帰ると街の女たちに目撃され噂になる。(って、これで噂かw)

 

保吉は両親亡き後叔父夫婦(澤村国太郎・高野由美)と一緒に暮らしているが嫁にいった姉のミツ子(若水みや子)が嫁姑問題で帰ってくる。保吉は大学へ行きたかったが姉が離婚するかもしれないとわかり姉を頼ることができなくなった。

 

ある日、保吉とテルはスキーへ行く。ふたりで滑っているうちに暑くなり上半身裸となる・・・ところが猟師に目撃され逃げるように山小屋へはいった二人だが外においたスキー板がなくなっていた・・・。帰れない二人はそのまま山小屋で一晩明かすことになるが・・・・。

って、このシーン、上半身裸のふたりの場面は明らかにセット。ロケで滑っているのは明らかに別人(笑。裸といってもルリちゃんは下着だけど(;^_^A

 

ここで同級生役の峯品子発見。さらにやはり同期入社の小林旭が津川、浅丘の同級生としてちょっと出演。

 

中央で顔をおさえているのが稲垣美穂子・右下が峯品子

峯品子

それにしても保吉とテルって名前ってどうよ(笑。

アマゾンより