日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

有難や節 あゝ有難や有難や

監督 西河克己 脚本 山崎巌 

出演 和田浩治 清水まゆみ 吉永小百合 山内明 森川信 大坂志郎 内田良平

   高品格 守屋浩 近藤宏 星ナオミ 天草四郎 かまやつひろし 

 

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日活より

 

1950年代の日活映画が見たいが、ほぼ見つくしたようで最近は渡哲也のヤクザもの

(1960年代後半)を見たりしている。

それも飽きて、和田浩治に移った。

 

なんと和田浩治、1944年生まれでこの作品ではまだ17歳!にしてはこの貫禄はなんだ。

 

守屋浩のヒット曲、有難や節を題材とした(といっても曲と内容は全く関係ない感じ)

歌謡アクション映画??

和田浩治は清水まゆみとお似合いのカップルだった。

 

春山(和田浩治)は自動車修理工場で働いているが、経営者の守田(森川信)が神田商事から借りた金を返すため、自動車事故をおこした車の持ち主からポンコツになった車をドサクサに紛れて買って帰り修理して転売する・・・みたいな商売をしている。

返済期日が迫りなんとか金を工面しようと春山は豊川で寺の住職をしている祖父(大坂志郎)を訪ねる途中、車が走行不能になった雅子(清水まゆみ)を助ける。

そこへ事故を起こした車が!!なんと事故死した男は雅子の父の会社の社員で、社長へ渡してくれとあるものを雅子に託す。

 

雅子の乗っていた車とで一緒に旅する春山だが得たいに知れない男たちに襲われたり・・・

 

神田一味が雅子の父の会社のダム工事をじゃましようと画策するのだ。

 

春山の両親は共に亡くなっているが、春山は何となく自分の父は生きているのでは?と思っている。そして・・・ビックリな展開に!!

 

吉永小百合も出演しているが清水まゆみのほうが輝いて見えた。

日活より