日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

拳銃無頼帖 抜き撃ちの竜 1960年 日活

監督 野口博志 脚本 山崎巌

出演 赤木圭一郎 浅丘ルリ子 宍戸錠 西村晃 藤村有弘 草薙幸二郎 二本柳寛

   香月美奈子 沢本忠雄 菅井一郎 高品格

 

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日活第三の男、赤木圭一郎主演のシリーズ第一作。なんとカラー♪♪

日活が赤木圭一郎に力を入れていたのがわかーる作品w

しかし翌年、彼はあっけなく亡くなってしまった。

 

竜二は相手の右肩を狙い決して殺さない殺し屋。ある日、仕事を請け負った竜二だが覚醒剤の影響で拳銃が抜けずに危機に陥る。そこを助けたのが謎の男コルトの銀(宍戸錠)。

竜二が目を覚ますとそこは寂れた病院のベッドだった。

コルトの銀の雇い主の揚(西村晃)が竜二の腕を見込んで入院費から住まいまで金を出していたのだ。

退院後、竜二は弟分で可愛がっていたボクサーの圭吉(沢本忠雄)をジムに訪ねるが

好きな女ができて出て行ったという。

その後、銀に連れていかれた銀座のブティックの房江(香月美奈子)。そこでモデルのアルバイトをしているみどり(浅丘ルリ子)とぶつかり、彼女の口紅を拾った竜二。

 

揚が用意したアパートには夜のクラブでホステスをしているみどりとブティックの房江も住んでいた。房江の部屋へ行けと揚に言われた竜二が部屋へ行くと房江は揚の命令で竜二と寝るつもりらしいが、なんと部屋に隠れていたのは圭吉だった。圭吉が好きな女というのは房江だったのだ。

 

一方、警察では麻薬取引に関係する揚一味の潜入捜査をしていた。

 

竜二は殺し屋で悪い男なのだが・・・お話が面白い。正統派日活拳銃バンバンもの♪

結構謎なのが赤木圭一郎の身長。宍戸錠が174センチだというが、彼も174センチと言っていたらしい。もう少し低いような感じもするが、この映画では宍戸錠との身長差はあまり感じられなかったのでやっぱり同じくらいあったのかな??

裕次郎、旭、圭一郎、浩治、錠が肩を組んで並んだ写真をみると、圭一郎が一番身長が低いようにみえます。ただ彼は顔が大きいですね。

日活より