日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

十代の罠 1957年 日活

監督 野口博 脚本 山崎巌

出演 長門裕之 大坂志郎 渡辺美佐子 香月美奈子 高品格 沢本忠雄 武藤章

   植村謙二郎 月玲子 服部千代子(峯品子)千葉麗子 山田禅二 天草四郎

 

www.nikkatsu.com

 

日活より

 

日活+で視聴。アマゾンプライム無料の日活作品と日活+作品の違いが釈然としない(笑。

今のところ日活+だと数作しかみたい作品がないのだが、キャンペーン中とのことで1月8日までに加入すれば一か月、2か月目まで月50円、その後390円(月)だ。なのでずっと続けるかは見たい作品数からしていまのところ微妙な感じです。

 

昭和32年。高校生の売春を扱った作品。当時は衝撃的だったのでは?今ならパパ活

 

高校生男女の心中。心中した三田という男子生徒が通う高校の教師、多木(大坂志郎)は三田が生前、クラスメートの土佐(長門裕之)と反目していたということを聞く。

警察からの帰り、多木は心中相手の女学生、信子が通っていた高校の女教師、礼子(渡辺美佐子)と信子の親友だという洋裁店勤めの幸江(香月美奈子)と知り合う。

多木は幸江から信子が何かに怯えており、土佐の兄は土地の暴力団の英次(高品格)であることを聞いた。

真相をつきとめようと多木は盛り場のゲームセンターへ行くとそこは不良には夜な夜な不良が集まる場所で、さらに高校生の土佐は家族を養うために競輪の予想屋で稼いでいることもわかった。

てここでまだ芸名のない峯品子が不良少女のひとりとして登場!

新人の沢本忠雄、長門裕之、服部千代子(峯品子)

長門裕之ピンボールを楽しむ峯品子

不良娘~~~w

左から2人目峯品子

そして心中した女学生の秘密がだんだんわかってくる・・・

謎の男、佐藤とは???

親友の死の真相を暴こうと英次に近づく幸江(香月美奈子)は・・・

ところで日活作品で私が一番紹介した女優さんて香月美奈子じゃないかと思うんですが、それくらい彼女の出演作が多い。大作や話題作というより満遍なく出演といった感じの女優さん。あれだけ活躍したのになぜかwikiがない。元々松竹入社の女優さんでその後、月丘夢路に新たな芸名をつけてもらい日活へ?来たらしい。

2019年の写真が旧ツイッターにあがっています。

香月美奈子と高品格

オークファンより