日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

逆光線 1956年 日活

監督 古川卓己 脚本 池田一朗 古川卓己

出演 北原三枝 安井昌二 渡辺美佐子 青山恭二 二本柳寛 高野由美

   香月美奈子 木室郁子 金子信雄 稲垣美穂子 信欣三

 

www.nikkatsu.com

 

日活より

 

とうとう来ました「逆光線」♪♪ 最近、新しい日活作品のアップがありますがなぜかほぼ日活+なんですけど・・・。

しかし!この逆光線はプライムビデオで無料です。s様、情報ありがとう♪

 

太陽の季節の女性版 とのことだ。

女子大生の玲子(北原三枝)は真木(安井昌二)という同級生の恋人がいるが、友人の元子(渡辺美佐子)の恋人である寺村(青山恭二)のバイト先へ遊びに行った帰り、彼とキスしたりする。

元子は寺村と結婚すると公言しており、良き妻になるべく努力しているのだが、寺村が玲子に興味を示し、さらにあの晩のことを知る。ところが玲子は平気で寮から出ていく元子を手を振って見送ったりする。

 

玲子の家庭教師のバイト先の主人、石本(二本柳寛)はある晩、玲子と関係をもつ。

その償いをするという石本に玲子はお互い様なのだから償いなんて必要ないときっぱり言うのだ。

恋人の真木からも結婚しても良いと言われるが玲子はそんな保証のある愛なんていらないのだという女性。

 

夏休み。石本家の別荘に行った玲子は石本と抱き合う。そこを勉強を教えている息子に目撃され・・・・

大学生なので玲子のいる蓼科のそばで同級生たちがキャンプに訪れます。

ここでお決まりのダンス。そうそう、玲子のいる寮でもパーティーが開催されてそこでもダンスあります(笑。

 

で、なんだかよくわからないが石本との関係も彼の妻(高野由美)にバレたようで

彼女は同級生のいるキャンプ場へ行くとみんな美ヶ原高原へ移動したという書置きが。

玲子はひとり水着となり、泳ごうと川?湖のほうへ・・・

玲子、悩むと泳ぎたくなるのか違う場面でも泳いでいた(笑。

スタイル抜群の北原三枝の水着姿をお楽しみください。

 

日活より

この映画が見たかったのは、第3期日活ニューフェースに選ばれた俳優さん、女優さんたちの出演があるからで巷ではカメラテストも兼ねていたのでは?と言われています。

でもって 峯品子!クレジットはもちろんなく、芸名もまだです。パッと目についたのは筑波久子、峯品子、そして葵真木子でしょうか。

なんと二谷英明小林旭もいたようでなんと小林旭は峯品子とダンスしてました♪

 

右端がまだ顔がふっくらしている筑波久子

左から2番目の峯品子と右隣りの筑波久子

バス車内、左の横顔が(帽子の女性の後ろ)峯品子

渡辺美佐子の横で踊る小林旭と峯品子

このふたり、小林旭と峯品子?のようだが・・

この映画の後、同じく北原三枝主演の”夏の嵐”という映画をみましたが、あまりにもアレだったので爆睡してしまいました(;^_^A。