日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

トップ屋取材帖 消えた弾痕 1960年 日活

監督 井田探 脚本 山口純一郎

出演 水島道太郎 香月美奈子 葵真木子 岡田真澄 佐野浅夫 南風夕子

   山田禅二 嵯峨善兵

www.nikkatsu.com

 

日活より

また香月美奈子ばかりの出演で「機動捜査班」シリーズのように見なくなることがないように願いつつ(笑。

 

深夜、一台の霊きゅう車が襲撃され柩からはなんとライフルをはじめ、密輸された武器を強奪していく。

撃たれた男たちの体内からはなぜか銃弾は発見されず、どんなピストルが使われたのかもわからない。

黒木(水島道太郎)はクラブ・ゼロに訪れると知らない男から小さな箱を預かってくれと渡される。箱はたんなるビックリ箱で開けると中から飛び出す仕掛け。なんのことかわからない黒木はその男の後を追うが、彼も撃たれて死んでしまう。同じように銃弾の痕跡は消えている。

どうも体内で溶けてしまうようなのだ。

 

その男が大友という男とわかった黒木は弔問に訪れる。彼の妻は夫が何をしていたのかわからないと言う。そこでやはり弔問に来ていたジョニー三田(岡田真澄)に目をつけた黒木。彼は大友の親友という触れ込みだった。

 

第5話よりフィルムの状態はかなり良く、お話しもこちらのほうが面白いと思った。

黒木の事務所の女事務員、ユリ(葵真木子)は事務所で女友達と黒木が不在の時に踊ったりしていて不良だ(笑。ま、それで黒木が受け取った謎の小箱が奪われなくてもよくなったんだけど。

 

ところで、これまで長い間日活作品は無料視聴できたが、どうも今後は日活+に移行させ、月々のサブスクにしようという思惑が見え隠れする(;^_^A。

日活より