日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

有楽町で逢いましょう 1958年 大映

監督 島耕二 脚本 笠原良三

出演 京マチ子 菅原謙次 川口浩 野添ひとみ 小野道子 浪花千栄子 岸輝子

   北林谷栄 山茶花究 叶順子 

アマゾンプライムビデオより

こんな雨の日にピッタリな映画です。今はビックカメラになりましたが有楽町そごうがでてきます。私はエリザベスアーデンというアメリカの化粧品を買いにそごうへ80年代前半に行ってました。他のデパートより空いてたんです。

化粧品売り場と言えば、昔はレブロンがデパートの化粧品売り場にありました。

今はドラッグストアのセルフの棚でみますけど。

当時はまだレブロンやマックスファクターが高級化粧品カテだったのです(笑。

ただ

マックスファクターのマスカラは当時は最強でとれない!好んで買ってました。

 

野添ひとみ川口浩

フランス帰りのデザイナー小柳亜矢(京マチ子)は祖母のてつ(北林谷栄)と大学に通っている武志(川口浩)と暮らしている。両親はすでに亡く、亜矢は親代わりとなって弟の面倒をみているのだ。

亜矢にワンピースを作ってもらった女子大生の篠原加奈(野添ひとみ)だが兄の錬太郎(菅原謙次)に酷評され、直してもらおうとデパートを訪れる。

亜矢のデザイン室へ通された加奈は先客がいることに気づく。亜矢の弟の武志だった。

 

加奈の話を聞いた武志は気に食わない花の飾りを切ればと提案。しかし布も一緒に切ってしまい、着ていくものがないと焦る加奈に部屋にある気に入った服を着ればよいという。そこで気に入ったワンピースを着ていく加奈だが、それは別な客のオーダー服だった。

それを知った亜矢は起こって加奈を尋ねるとそこには亜矢が大阪から帰る車中で乗り合わせた男がいた。彼が加奈の兄、錬太郎であったがお互いの身内をかばいあいって二人は険悪に。

ところが武志と加奈はお互い意気投合してデートしたりする。

加奈の家庭も両親は亡く、加奈は出張の多い兄と別れて短大の寮で暮らしている。

夜、武志に送ってもらった加奈だが、武志を部屋にいれたことが寮母(岸輝子)にバレて外出禁止となってしまう。

 

ま、そんな感じで物語は進行。

大阪には小柳家に仕えていた女中の浪花千栄子とその娘、小野道子がいるのだが

ちょっとその関係がわからなかった。元々大阪の商家出身の亜矢一家なのか??

 

京マチ子 そごう内部

見どころは当時の有楽町そごう。

有楽町そごう

今のビックカメラ

昭和33年のそごうの奥にあるビル群が低い。



雨にけむった有楽町

現在の有楽町。変わらないのは電車下のガードだけ。