日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

温泉巡査  1963年 大映

監督 原田治夫 脚本 高橋二三

出演 伊藤雄之助 川崎敬三 浜田ゆう子 姿美千子 角梨枝子 高橋元太郎

   潮万太郎 南利明

衛星劇場より

なんと、水戸黄門うっかり八兵衛高橋元太郎が若い巡査役で登場。ヤクザ者の川崎敬三が木から落ちたあと、鼻に大きな絆創膏を貼っているんだけど「コレコレさん」みたいだった。コレコレさんは配信者で私はユーチューブで切り抜き動画をよくみるのですが、相談者の相談にのったり、その嘘を暴いたりで聞いていて楽しい。

最近では文春砲で活動を停止している松本人志氏に30年前に被害にあったという女性の嘘を暴いた。彼女はなんと文春からも取材を受けて被害を記事にしたらしいがそのあと、コレコレさんにも訊いて欲しいとコンタクトを取ったのだ。

で、コレコレさんは鼻を半分に折ったマスクをしていて、(今、顔だしする時は普通にマスクをしている)それが川崎敬三の鼻に絆創膏シーンを見た時、コレコレさんみたいだと思ったのです。

コレコレさん化した川崎敬三伊藤雄之助・角梨枝子

一時間ほどの映画ですが、見終わるのに三日かかった・・・という(途中で見るのやめたので)つ〇らなかった作品。

温泉女中の高橋二三が脚本とあって温泉シリーズだったらしい。

 

とある温泉町。そこには風紀に厳しい望月警部補が目を光らせている。彼には一人娘のマリ(姿美千子)がおり、部下の小泉巡査(高橋元太郎)と仲が良い。

彼の功績が認められ、警視庁で表彰を受けた望月だが、警察署長(潮万太郎)は1週間ほど休暇をとって遊んで来たらと言うも、望月はすぐ帰ってくると聞く耳をもたない。

帰途の車内で町のチンピラ、森松(川崎敬三)は望月警部補をお色気でなんとかしようと途中下車させるべく偽のアナウンスで望月を呼び出し、防犯協会の会合にでてくれと

ある温泉宿へ連れて行く。

そこには防犯協会会員のふりをした犬丸組の女親分、千代(角梨枝子)の子分たちだ待っていた。その後、森松たちはあの手この手で望月を篭絡しようと企むが・・・

望月(伊藤雄之助)が泊まる旅館が修善寺の〇久旅館で現在も営業している。

 

 

こんなお土産屋さんて昔確かにありました。

 

修善寺の温泉街?

現在の修善寺