日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

非常線の女 1933年 松竹

監督 小津安二郎 脚色 池田忠雄 原作 ゼームス・槙

出演 田中絹代 岡譲二 水久保澄子 三井秀男(三井弘次) 逢初夢子 

www.shochiku.co.jp

昨日は待望の雨。地域によっては豪雨だったようですがこちらは普通の雨でした。

でも家は軒がなくて窓があけられず、エアコン一日中つけてました。夕方には早々に雨があがり、昨夜は久しぶりにエアコンも扇風機もつけることなく寝ました♪♪

寝る前のビックリニュースが橋幸夫が亡くなったということ。

なので日活作品でも見ようかと思ったら橋幸夫が出演している作品は日活+(有料)だったので辞めちゃった。

ちょっと日活飽きてます。最近はYouTube動画ばかり見ています。

ボニー&クライドの日本版みたいな作品。5年前にも記事にしましたがカラーとなり画像や字幕もクリア、バックの音楽が挿入され非常に見やすくなっていたので再視聴。

いつものことながら結末の記憶がなく、再確認してなるほどと納得しました。

ワタシの父親でさえ生まれていない昭和8年の映画・・

前の記事でも述べたけど、田中絹代しかいなかったのか?ってくらい子供っぽい田中絹代の情婦役は合ってない。洋装もぱっとしないがそれだけ人気があったんでしょう。

1920年代アメリカギャングを意識した日本じゃないみたいな作品。

小津安二郎ってボニー&クライドのことを知っていたのかな?彼らがまだ逮捕される前だ。

日本のボニー&クライド

悪事を働くジョージ(岡譲二)と一緒に暮らす時子(田中絹代)だが昼間はタイピストとしてある会社で働いている。夜になるとドレスに着かえてダンスホールへ出かけ、悪い輩と交流する「ズべ公」なのだ。ズべ公って最近きかない言葉だな。

ボクシングジムに通う学生の宏(三井秀男)はレコード店に勤める姉の和子(水久保澄子)と二人暮らしだが、ヤクザな男に憧れてみんなから一目置かれているジョージの仲間に加えてもらう。そんな弟を心配した和子はある晩、ジョージを呼び出し弟に出入りを禁止してくれと頼みに来る。ジョージはそんな和子に心奪われるがそれを知った時子は自分も和子のような女になりたいとジョージに縋りつく。(こういったシーンはかなり日本的なんだな、これが)

気持ちの整理がつかないジョージだったが、誰も知らない土地へ行って二人で真面目に暮らそうという時子に同意するが、彼らの元に宏が姉の店から金を持ちだし使ってしまった、補填しなきゃならないとやって来る。どうしても200円欲しいときいたジョージは嫌がる時子を説き伏せ、これが最後だといって時子と共に強盗を働くのだ。

水久保澄子・三井秀男(三井弘次)

三井弘次、当時23歳。若い顔~。

水久保澄子は存在感があった。弟思いの日本女性は似合っていたけどなんと実年齢17歳?!私は1932年、成瀬監督の「チョコレートガール」という作品が見てみたい!

しかしフィルムが存在しないようだ。もっとフィルムを大切にしといてよ~。

www.shochiku.co.jp

 

victorのあの陶器の犬が登場。作中「犬だって(音楽)聴いてるじゃねぇか」っていうセリフがあった(笑。オーディオが趣味であった父もあの犬を持っていた。多分、お得意様ってことで秋葉原の店でもらったんだろうと思うけど、どこいったんだろう?今はない。父ももういない。

当時のやたらとリアルな犬(本物?それとも松竹で作ったの?)