日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

懐かしのブルース  1948年 松竹

監督 佐々木康 脚本 鈴木兵吾

出演 高峰三枝子 上原謙 小沢栄太郎 東野英治郎 日守新一 高橋とよ

 

唄う映画スター高峰三枝子の悲哀物語?。

 

学者の父 小沢栄太郎は戦後没落し、家屋敷を仕えていた今は成金の東野英治郎

に売ることになった。

その家の娘、高峰三枝子は家系を助けようと銀座?のキャバレーの歌手となる。

キャバレーだから女給?がいるのかと思ったけれど、社交ダンス場?のようでそこの客、上原謙は毎晩のようにひとりで来店し、高峰の唄に聞き惚れている?。。

 

そこへ高峰三枝子の学生時代の女友達が来店し、高峰は席へ呼ばれるが、キャバレーで唄っている高峰を侮辱するようなことを言われ、高峰は怒って席を立つ・・。

でも、その場面、そんなにひどいことを言ってるとは思えなかったんだけど(笑。

 

階段でハンカチを落とした高峰。そのハンカチに気づいた上原謙

その後、上原は高峰とそのキャバレーで踊るようになる。他の女性客から誘われてもダンスを断っていた上原。

 

上原は高峰とドライブへ行き(戦後すぐの時代に車を持っている上原!)、高峰は自分の将来に心躍らせる・・・。

 

高峰の妹は結核で?信州の療養所にいるが、高峰がお見舞いに行くとそこには結婚早々その療養所に3年近くいる人妻にあう。

なんとその人は上原の妻だった!

 

東京へ帰った高峰はキャバレーへ来た上原に別れを告げる・・・。

 

そんな話。お互い惹かれあっているので、どうなる?どうなる?と思ってみていたが

結局お別れしたのね(笑。

高峰の決意はすごい。。私なら・・・(笑。