麦秋 1951年 松竹

監督　小津安二郎　脚本　小津安二郎　野田高梧

出演　原節子　笠智衆　菅井一郎　東山千栄子　三宅邦子　佐野周二

　　　杉村春子　二本柳寛　淡島千景　高橋豊子　宮口精二　谷よしの

小津安二郎監督のなかでは一番好きな作品です。

紀子三部作のひとつだそうで、「東京物語」「晩春」そして「麦秋」

紀子（原節子）の結婚問題が軸の話だが、晩春では父だった笠智衆が兄になる（笑。

これだと、笠智衆、案外若いことがわかる（笑。

菅井一郎の枯れた演技もよい。池部良が言っていたが小津監督の要求通りの動きをしなければならないそうで、「東宝」の演技はするなということだ。

原節子のあの満面の笑みがいいんだなぁ。。

丸の内？の専務秘書　原節子の笑顔

二本柳寛と喫茶店で　原節子

高峰秀子は三大美人を入江たか子　山田五十鈴、原節子だと言っているが、これはその人のオーラ？によることが多いのではと思う。

ところで原節子が「永遠の処女」なら「松竹の永遠の大部屋女優」谷よしのが原、三宅、笠が3人で会食する料理屋の女中としてでてくる。