日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

陸軍残虐物語  1963年 東映

監督 佐藤純彌 脚本 棚田吾郎

出演 三國連太郎 西村晃 中村嘉葎雄 江原真二郎 岩崎加根子 沢村貞子 

   加藤嘉 織本順吉 

 

東映映画だったので期待せずにみたら、最後でびっくり・・・思わずもらい泣き(笑。

 

三國連太郎二等兵として入隊するが、そこは上官が下のものに制裁を加える地獄のような場所だった・・・・。

ま、ここまでは軍隊で行われた暴力の数々を映像化したものだったので期待もしなかった。途中までは三国が中村嘉葎雄に対して老けているのでミスキャスト?ではと思ったが、最後までみるとやはり三國でなければならなかったような気がする。

 

三國の妻、岩崎加根子がかぼそくて中々よかったし、無駄なエロ場面(笑もなかったし、最後はえーーーーーそう来たか!な展開だし、ありそうな話だしでヤクザ映画ばかりつくる東映と思っていたけれど、それ以前はこんな映画もあったんですね。

 

鬼軍曹の西村晃がいい感じです。

 

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三國連太郎西村晃

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中村嘉葎雄

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気が狂ってしまう  江原真二郎