日本映画1920-1960年代の備忘録

1920年代の無声映画から1960年代前半の日本映画

人生とんぼ返り  1955年 日活

監督 マキノ雅弘 脚本 マキノ雅弘

出演 森繁久彌 山田五十鈴 左幸子 河津清三郎 水島道太郎 沢村国太郎

 

www.nikkatsu.com

 

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アマゾンプライムビデオ、検索機能がほぼないのと同じなのでプライム側から「おすすめ」されないかぎりアップされているのがわからない。私はテレビで観ている(ファイアスティック)ので映画の題名を入力して検索するのはとっても面倒で、まずパソコンで検索してお気に入りにいれておく・・・という作業をしている。

それでも(見たい)映画の題名がわかっていればよいが、漠然と1940年代の映画を探したいときなどは前は年代別の邦画とかの検索ができたがなぜかその機能が今はない・・・ようだ・・・。

 

マキノ雅弘のスピード感あふれる芸道ものだけれど、なにか他の似たような作品のパクリ?のような筋書で退屈だった。

 

森繁は殺陣師で新国劇創世期の大正末期、新しい殺陣を工夫しようとする男、そんな森繁を支えるのが髪結いの山田五十鈴。森繁がひろってきた孤児?の左幸子と3人で暮らしている。左幸子桃割れが可愛い。

 

役者の河津清三郎からリアリズムが大切だ・・・と聞くが字も読めない森繁は何のことやらわからない・・・

 

ところでこの映画、森繁が橋の欄干から川へ飛び込むシーンがあるのだが、日活のサイトの出演者をみるとその森繁の吹き替えとして小林旭の名前が!あの小林旭

小林旭は1956年の飢える魂が初出演とあるが子役もやっていたらしい。1955年当時17才で吹き替えとしてあの運動神経をかわれたことは十分考えられる。